人間の品格とは
俺は職場のお局様に目を付けられて無視されています。
他の人が彼女に挨拶すると返すが、俺には完全無視を決め込む。
お世話になっているPSWさんにそれで俺は怒ってるんだと話すと
「その人の品格の問題ですよ」と切り返され考え込む始末。
そこで、品格ということばを調べてみました。
その人やその物に感じられる気高さや上品さ。
(デジタル大辞泉「品格」)
その物から感じられるおごそかさ。
(大辞林 第三版)
なるほど、気高さやおごそかさなどのことを品格というのか。
例えば、情け容赦ない某国人横綱、件の元防衛大臣やお局様に
ついていえば、見習いたい部分が見えてこないんだろう。
おごそかさと威圧感をいっしょくたにしてるから品格ってものを
曲解してるんだろうなって思います。
品格と言って高みを目指してしまうと窮屈な生き方になります。
自他の境界線を鮮明にして、お互いを尊重するだけでも品格を
形作っていけるのかもしれません。
どんなに苦手な人がいても、その長所を褒められる人は
すごいです。これも品格の一部と言えるでしょう。
今週のお題「好きなアイス」
あいぱくが札幌にきた時には、調子こいてアイスを7種類も食べてしまいました。
自分の好きなアイスはやっぱり信玄餅アイスですね。
- 出版社/メーカー: 桔梗屋
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低温でも信玄餅のうまさが損なわれておらず、きな粉アイスと黒蜜ソースとの
相性も抜群。抹茶信玄餅アイスでは、抹茶アイスとの相性が良すぎてすばら
すぃーとな出来になってます。
山梨県では食べたことがありませんが、札幌のうまいもの市に桔梗屋が来た時に
信玄餅プレミアムソフトを食べました。信玄餅、ソフトクリーム、コーンが
三位一体となって力を発揮しますね。
これぞ、アイス界の品格やぁ~ってやつですよ。
発達障害バブルがはじけると
タイトルにもあるように、今は発達障害バブル社会じゃないかと思います。これも一部の人々による啓蒙への努力が実を結びつつあることの裏返しかもしれません。
マスコミには、悪く言えば「メディア映え」する奴が好まれるんだろうね。事実、結果として、美男美女やら俳優、女優などの芸能人、そしてギフテッドなどのようにずば抜けた才能の持ち主にフォーカスしちゃう。ベーコン研究所さんのツイートもそれを示唆した上で、発達障害当事者のお母さんらを気遣っています。
発達障害をメディアが扱う時、俳優さん、美しい青年など、容姿・育ちが図抜けて恵まれてる人達がフォーカスされてると感じる。軽度発達障害児の大半の未来である「孤独な鈍くさいオッサン」のイメージの上で、幸福や自己実現のロールモデルが生まれない事には、お母さん達の不安は消え去らないだろう
— ベーコン研究所 (@allergen126) 2017年6月7日
孤独で魯鈍な中年男女らをメディアが取り上げたところで、感動ポルノにされかねないし、あるいは心無い芸能人らによる笑いのネタにもされかねない。俺はそこが一番怖いと思っています。どうか彼らの自尊心だけは守ってやってほしいと切に願っている。
福祉の恩恵が当たらず「定型発達者」にイビリ倒されている彼らの苦悩のみならず、社会が抱える矛盾点を炙り出してほしい。これを見て何の良心も疼かないというのなら、感覚がマヒしてるとしか言いようがない。ヒマの反対はマヒとシーマンはよくいったもんだ。
結局、実態を糊塗して針小棒大に報道したところで、アブクだから弾けてサヨナラってのが怖い。日本人はのど元過ぎれば何とやらだからね。発達障害の認知度がせっかく上がってきたのに、残念でならないよね。
障害年金申請へ
5年くらい前に障害年金申請を社会保険事務所で水際阻止されてからは、過去の主治医たちは姑息的な投薬指導と支持的精神療法を選択せざるを得ませんでした。
ワープア、四十路の発達障碍者、先の見えない非正規雇用と生きにくさが3拍子揃っていても、国の制度は「見える障碍者」を前提としているから、当然俺のような障碍者は想定外なわけですよ。
今の主治医からは「今のとこよりいい待遇の職場はないの?」と言われ、俺は内心カチンときました。それでも「40歳の発達障碍者が今から転職ってのは難しいでしょ」とため息交じりに言いましたけど。
法的手続きで気づいたこと
今回書類を作成していて気付いたのは、逆転裁判のノリに近いところです。
書類を揃えるのに、いちいちウラ取りしなければならず、役所の主張に何がしかの
申し開きをせねばならないってのがそう感じさせます。
新しい病院のCWさんは「手続きは淡々と規則に則って行いましょう」と
言ってましたが、まさにその通りだなと思い知らされました。
過去に断念した時の書類をとっておいたので、作成は割とうまくいっている
のもあります。惜しむらくは初診病院の診察券を無くしたことですが。
これから年金申請する皆さん!
病院の診察券や領収書はなるべく取っておきましょう!
GWなんて
障碍者雇用でGWもまとまった休みが取れるのは、特例子会社を別に運営できる体力のある企業にいる社員ではないかと思います。たいていそこにはこんな人材がいるんだろうなと想像しちゃいます。(あくまでも想像です)
自分を取り巻く邪な想像と悲しい現実に直面すると、俺は情けなくてどこまで甘えればいいんだろうと悩んでしまいます。ハイスペ人材になれないから、障碍者雇用と言う枠の中で働くことを選んだのに、結局は見た目だけで判断されてるようなところもあるわけで。
理想郷から伏魔殿へ
俺はかつてこんな理想郷を思い描いていた。
障害を抱えても就職できて、辛くなったらいつでも施設に戻ってこれる上に
就労で得た知識や技術をみんなで共有できる世の中を…。
現実は厳しかった。
障碍者枠で就職しても辛いことの方が多く、手取りもA型事業所と大差なかったりする。
一度施設を出てしまえば、嫉妬などから余所者扱いされてしまう。
ハロワなどのような伏魔殿に見えてきて嫌になるんだよな。
こちらが相手のことを可能な限り考えても、向こうは好きなように考えモノを言う。
それはこちらにも言えること。相手のことを考えて行動しているつもりが
「オモイ」「ウザイ」に変わってしまっている。
無二の知己だったとしても、価値観が違ってしまえばどうしようもない。
相手はおろか、すべての人間を嫌わないためにも、こちらが身を引かねば
ならないとつくづく思い知らされた。
入り混じる感情
先日、大人の発達障害外来のあるクリニックに転院しました。アクセス面の改善に加え、大人の発達障害専門医という切り口で診察してほしいというわずかな期待を握りしめようやくたどり着けました。
新しい主治医はひとしきりこちらの話を聞いて「給料のいいところへ転職できないの?」「生活保護や障害年金は取ろうとしないの?」と尋ねてきました。正直、カチンときたけど、これも形式的な質問だと考えて我慢することにしました。
生活保護や障害年金にありつけてる当事者へのスティグマもあったのは事実。俺は社保事務所の社労士からこれでは難しいと水際作戦で阻止された挙句、過去の主治医にも渋い表情をされたのでね。これでニコニコしてられるわけねーだろって思うんですよ。その一方で、障害年金申請にトライしてみないかと言われ、嬉しくもあった。
嬉しさとスティグマが心の中で嵐となって自分を苦しめていました。直近のテストに加え、夏の国試が控えている中、俺の心身は悲鳴をあげていました。
障害年金への淡く儚い期待を心のよりどころにしつつ、俺は何とか平静を保っているところです。
世界が青に染まっても
今日は世界自閉症デーですね。自閉症など発達障害啓発のために青色のものを身につける人ががんばっていたり、街のランドマークが青色でライトアップされたりと毎年行われているようです。
俺の率直な思いはこうです。
世界が青に変わっても俺の人生には1ミリも影響はない。俺の生きやすさが少しでも減るというのであれば、俺も夜を青のライトで染めてやる。
— Issueおじちゃん@陽の当たる方へ (@uncleIssue) 2017年4月1日
やり続けることに意義があるのかもしれませんが、単なるお祭りで終わるには実に空しい。
現実としては、啓発はうまくいっていません。就労においては、未だに見えにくい障碍者は割を食っている。
障害が見えにくいという理由でハイスペックを求められた挙句低賃金でこき使われることは未だにあります。
俺としては抜本的な改革をとことんまでやってほしいと思っています。
など
障碍者雇用の始まりを考えると傷病兵の雇用確保がきっかけらしいですが、それから制度が何の改正も
なされていないのであれば、許されざることです。既得権益に乗っかってファビョんなゴルァって
言われても文句言えないでしょう。
俺はこんなことを本当は言いたくないんだよ。みんな違っていても世界が平和であればいいけど、
そうは言ってられないのが世の中なんだろうなとも思ってしまう。
青の光で狂喜乱舞する前に、どうすれば生きにくさが減るのかを考える方が建設的ではないかと
俺は思いますね。