Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

三国志

曹操の窮地でのエピソード

赤壁の戦いで大敗を喫して、曹操らは華容道に逃げ延びるのだが、彼は ぽつりと「孔明も意外に凡人だったか。わしならここに伏兵をおくがな」と 言った途端に、蜀の猛者、関羽が立ちはだかった。 昔、劉備が袁紹の元にいた時に、関羽に居候させた恩を切り出し…

泣いて馬謖を斬る

馬謖という頭の切れる武将がいた。「白眉」といわれた馬良同様、孔明には 気に入られていた。 街亭の戦いに臨む際に、孔明は馬謖に、山頂は一見して有利だが、麓を包囲 されたら一たまりもないから、山頂に陣を構えるなと諭したが、馬ショクは聞き 入れず陣…

脾肉の嘆

脾肉の嘆という言葉をご存知だろうか? これは、自分の実力を発揮したり成果を上げる機会に恵まれず、落ち込んで いる状態を言う。脾肉というのはももの肉のこと。 命からがら逃げてきた劉備は、劉表という君主のところに居候していた。 酒宴の席で劉備がト…

謀は千里を走る

この前、大三国志展の屋外ショップで、孔明扇なるものを買ってきた。 孔明のことを現す漢詩に、謀は千里を走るというものがあり、ショップのおっ ちゃんが熱っぽく説明したのでなるほどと思った。 孔明の謀のスケールは大きいようで、劉備に三顧の礼で迎えら…

呉下の阿蒙にあらず

三国志の本を読んでいたら、このことばが出てきた。 呉という国の軍師・魯粛が、初対面の呂蒙という猛将を評したことばである。 以前の呂蒙は武力だけでならしていたところもあり、後の呉の皇帝、孫権が 「呂蒙よ、お前に知もともなえばな」と言ったところ、…