Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

人生哲学

タメ口と社会のルール

先日、体験入所の人で実になれなれしい人がいました。 初対面にも関わらずタメ口を叩いてくるのです。 本人はそれをよしとしているだろうから、きつく言ったところで ケンカになるからしばらく我慢していました。 ひとしきり彼の話を聴いた後に、俺はなるべ…

自己責任とは

mixiでお世話になっていたはじめさんという方と、ネット上で自己責任論 とは何かを話し合ったことがあります。 ハローワークの一般就労窓口職員の多くは、労働者の現状から目をそむけ、 十把一からげに求職者を非難するのです。しかも、彼らは「自己責任論」…

今年の運試し

今回のおみくじによる運勢は、中吉でした。 そういえば、去年は小吉か吉の気がしたので、運は上向くのかなと 感じています。 おみくじの原文ママに但し書きなどを引用していきましょう。 このクジ運の人は 仕合せ(しあわせ)になるための心がけを 膚(はだ…

「猿の惑星」じゃないんだよ

この地球は「猿の惑星」ではありません。 この世でたいてい成り立っているのは「カネ」による社会の構築、つまり 資本主義社会です。 金を持っている奴が王様で、貧乏人が奴隷、エタヒニンという悲しい現実が 今の日本にもあるわけです。 先日触れましたが、…

山本五十六元帥の名言

「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば 人は動かじ。」 バルチック艦隊と対峙した当時の日本海軍を率いた山本五十六元帥の 有名な言葉ですね。 この言葉を実践できている人はそうそういないと思います。 自分も教員をやっていまし…

ジャイアンのおじさんに学ぶ強さとは?

ある時、ジャイアンのおじさんにあたる男性が訪ねてきた時のこと。 おじさんは柔道十段*1だそうで、 ジャイアンもおじさんにあこがれていたわけです。 ジャイアンがおじさんみたいに強くなりたいというと、おじさんはこう いったそうです。 「タケシくん、君…

ジャイアンの親父に学ぶ哲学

ドラえもんのジャイアンは、実にいじきたなくて威張り虫でどこぞの 政治家や独裁者にいそうなタイプだと言えるでしょう。 とはいえ、作品中ではのび太を他のいじめっ子から救おうとする蛮勇も 振るったりするので、男気はあるんでしょうね。 そんなジャイア…

永平寺つもりちがい

曹洞宗の総本山、永平寺のつもりちがい十か条はいつもながら 参考になります。 こののれんはお寺の受付窓口の近くにかかっているもので、 訪問者に自分へのきづきを与えてくれている気がします。 つもりちがいを読むたび、自分がいかに浅はかだなと思い知ら…

自分自身でいることの辛さ

まず、社会というか世間は残酷な一面もあります。 異質なものを排除してしまうのです。 俺がフツーの人間だから個性的な人間には憧れを感じる反面、 フツフツと怒りを感じることもあるのでしょうね。 (発達障碍という時点でフツーとは言いがたいんですが) …

「相手自身」を否定しない

題名になっていることは、未だに自分も出来ていないことです。 言うのは簡単だけど、いざ実行すると難しいです。 よく言われるのが、「相手の言動を否定しても、相手自身を否定 してはいけない」ということです。 前にもこのブログでも触れた記憶はあります…

困った奴は「釣り師」の法則

某ウェブサイトの掲示板に、ニートの逆転人生ブログなどと称して リンクを貼っていた奴がいましたが、リアルでは相当「困ったちゃん」 かもしれません。 文章を読んでみれば、お父様は会社役員で年収3000万を稼いでいて、 父の会社でアルバイトをしていると…

支援センター職員の一言

今日の状況をセンターの女性職員さんに電話で話していました。 彼女もやっぱり、退職した職員さんのことは大好きだったようで、 それだけに悲しかったそうです。 周囲への気疲れや自分の努力不足もあって落ち込んでいましたが、 センターの女性職員さんはこ…

さらば人生の師匠

今日で、女性の就労支援員さんが退職することになりました。 社会経験が豊富で、頭の回転が実に早い上に精神が若々しいという方 でしたが、もっと早く出会いたかったと思います。 午前中は、彼女の指導の下「アサーティブ・トレーニング」の授業 でしたが、…

成績優秀すぎても賢くないの?

今週の週刊文春での伊集院静の「悩むが花」に、ある20代女性から こういう投稿がありました。 「職場の同期が東大卒で何かにつけ自慢してくる。もううんざり」 伊集院は勉強だけでのし上がってきた人間は、傲慢なものだと相談者を フォローしつつも、受験勉…

俺も思わず反省!

ノーベル賞受賞者の白川英樹氏が北海道大学で講演を行ったようです。 その時に白川氏は「社会への寄与が足りなかった」と反省し、さらに 科学者が一般人に向けて発信すべきことを説いていたとあります。 確かに、自分も理屈っぽくて小難しいといわれたりしま…

再び比較を考える

先日もいろいろと比較について考えてみましたが、「〜よりマシ」と いう表現について今回は考えてみたいと思います。 例えば、相手が贅沢な悩みをこぼしていると、「それって俺よりマシ でしょ」と思わず言ってしまうこともあります。これは相手への うらや…

比較の対象

悩み相談の掲示板などでも、人と比べてしまい羨むところから、 自分の存在価値が何だかちっぽけに思えるというようなところまで いろいろと見かけたりします。 人って承認と賞賛をどこかで求めやすい生き物だから、自分がどこかで 劣等感を感じてしまうと、…

右京さんの一言

相棒DSで右京さんがこんなことを薫ちゃんに言うわけです。 Every cloud has silver lining. 直訳すると「どの雲にも銀の裏地がある」ということですが、 物事にはいい面もあったりするというところでしょうか。 去年失職して、大人になってから発達障害と…

決め付けてしまうこと

今日、ワーカーさんに「Issueさんから決め付けているのが悲しい」と 言われました。言われて非常に悔しかったんですが、正論だけに 言い返せませんでした。 今まで以下のようなことを、家族のみならず他人からも平然と やられてきたわけです。 言い分も聞か…

こだまでしょうか

今日、ワーカーさんと齟齬を起こしてしまい、一日中落ち込んで いました。今はようやく落ち着いてきましたが、一方でACのCMに 引用されていた金子みすゞさんの詩を思い出しました。 こだまでしょうか 「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう。 「ばか…

正論は本気の直球

人とのコミュニケーションをキャッチボールに例えると、理想は 相手が受けやすいように会話のボールを投げるということですね。 しかし、現実はそうはうまくいきません。キャッチボールがまま ならない人もいるし、鋭く飛ぶボールを投げて欲しい人だって い…

世話人さんの親戚の法事にて

先日、支援センターで久しぶりにある世話人さんに会いました。 その時、彼女の身内が大晦日になくなったが、結局法事になってしまった という話題から始まって、そこでのお坊さんの説教での話がでました。 「人生は苦しいけれど、死んだ時に悲しんでもらえる…

センター職員さんから教わったこと

自分のよく行く支援センターの職員さんの仕事振りから教わった事が 一つあります。 相手の言動を否定しても、相手自身を否定しないということです。 このことをセンター長に話すとさもありなんという態度で「そうじゃないん ですか?」と返してきたのが意外…

尊大な性格と器の大きさは紙一重

最近になって気付いたのが、尊大な性格を器が大きいものだと勘違い している人が多いということです。 器の大きさは、自分を含めて相手を認められるかという度量のことで あり、必ずしも態度の尊大さと等しくはなりません。 自分の周囲にも、尊大な人たちは…

Empty vessels make a big noise.

題名は、英語で「空の器ほど大きい音を立てる」という意味の諺です。 東井義雄選「いのちのことば」という本で見かけた話ですが、ある人の事例を ここに引用します。 応募した人は当時大学一年生で、学生運動が盛んでそちらに興味があれど、 必修科目の哲学…

慇懃無礼

先日、河合隼雄の「マジメも休み休み言え」と若干関連することですが、 相手が日本式マジメで慇懃無礼に言ってくるのは一般的だと思います。 しかし、逆のパターンでフマジメでも一矢報いたくて慇懃無礼に言うことも あったりします。 では、慇懃無礼って何…

栗城史多のインタビューより

財界さっぽろ2011年2月号で、「若者はもっとひきこもれ」という副題でも 栗城史多のインタビューを掲載しています。 彼は今金町の高校を卒業後、上京してから1年間フリーター生活だった そうです。その日暮らしだけではなく、ホームシックにもなりニート 生…

マジメも休み休み言え

題名は、河合隼雄の「こころの処方箋」収録のコラムからとりました。 自分自身、今まで「適当にやれ」と言われたことがたくさんありましたが、 「適当って何?どれくらいまでやればいいの?」と自問自答しながら、 動いてきました。これって俺の障害による特…

司書教諭のお言葉

今日図書室に行って話してきましたが、興味深いことばを聞きました。 「2月は逃げる、3月は去る」というものです。 語呂合わせになっているんですが、なるほどと思いました。 それだけ時間が過ぎるのが早いということなので、今の自分に何が できるかを見…

俺を救ったことば

事務員の女性と話していると、こんなことばが出てきました。 「先生ねぇ、あなた1年生なんでしょ。先生になるにしても、親に なるにしても、初めはみんなわからないことばかりなんだから、 ゆっくりとベテランになってみたら?」 この一言になるほどとうな…