Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

福祉

8月も始まりましたが

就労継続支援B型に切り替えてから1ヶ月が過ぎました。未だに就職が決まらず、ハロワの担当者にいらだちをぶつけたりして、同行した施設長からお叱りを受けたこともありました。明らかに俺の力不足が致命的な原因になっているのなら甘んじて批判は受けますけ…

今日からB型事業所へ

俺は就労移行支援事業所での3年の年限を使い果たしたので、今日から就労継続支援事業所B型へ通うことになりました。B型とは言っても、今までとは支援の内容は変わりませんが、請負作業を手掛けつつ、社会への適応力を高めていくことを目的にしていきます。確…

遅すぎた発達障害支援専門職の介入

今日はモニタリングでした。今回はおがる職員も入ることで、支援の方向性をはっきりさせていくのが目的です。この方が言っていたことで印象的だったのは、「仕事は基本的に他者からの評価から成り立つ」ということでした。2年間は、ギョーカイお得意の「様子…

あの時の屈辱とフラッシュバック。

今日の土曜プログラムはクッキングでした。俺はなぜ出なかったかというと、職員から目を掛けられている中心メンバーが上機嫌の中にわざわざ入ってまで料理をしたくなかったからです。それだったら、一人で好きな料理を作っていた方が気楽です。寂しい考え方…

本当に付ける薬がないくらいさもしくて悲しい人やね

俺は今でもフラッシュバックで悩まされることがあります。小学校から高校に至るまでの惨めすぎる思春期。人間関係の挫折を再び味わった大学時代。そして、人生で最大の屈辱と挫折を受けた社会人時代と施設時代。これらの時代で舐めさせられた苦杯は忘れよう…

たいめいけんの3代目マスターの一言

あるルポマンガで洋食の老舗・たいめいけんを取り上げたものがあり今読んでいますが、中でも印象に残っているのは、昼食会のメニューを決めかねている初老の紳士に対して、マスターが言ったことばでした。「うちのは何でもおいしいの!」確かに、このことば…

今日はハードスケジュールだお

今日は、札幌での障害者イベントのダブルヘッダーというものを初めて経験しました。午前中は全国から施設の職員などの支援者が集まる大会のプログラムの一部で、公開座談会の「支援者あるある」というテーマでパネリストとして参加してきました。(会場・札…

初めての当事者発表

昨日は実践報告会で当事者Aとして、発達障碍者が見たことや経験したことを語りました。座談会の司会者がリードするインタビュー形式で進行して行ったとはいえ、時間配分も考えてしゃべらないといけないから、結構時間には気を遣いました。自分の生い立ち、こ…

今日から5月

ゴールデンウィークは飛び石ですが、職場によっては一気に連休突入というところもあろうかと思います。その直後に懸念されるのが五月病ですね。本来なら、会社に入って1ヶ月してから突如無気力になってしまうことを言うようですが…。俺は今日、面接だと言う…

的確に言ったつもりでも

先日、施設長に面接対策をしていただきましたが、指導の仕方ですごく腑に落ちないことがあり、今でも本当に落ち込んでいます。その原因とは、彼の何気ない一言です。「あなたが面接官の質問に対して、余計なことを話してしまうと、「そうじゃないから」と話…

初めての取材。

今日はかねてより予定となっていた、書籍執筆に伴う取材を受けることになりました。本来ならば、取材する側がこちらに出向くのが筋かもしれませんが、相手はバーター取材*1であっても、俺の話も聴いてくれるとのことなので、担当の編集者さんを空港まで迎え…

発達障碍者の、発達障碍者による、発達障碍者のための飲み会。

昨日は施設のカレー屋(A型事業所)訪問レクでは、自分のコミュニケーション能力で劣等感を感じてしまい、きりもみ急降下並みに落ち込んでしまいました。それを解消しようと昼間から札幌に出てきて遊んだのが、少し悪かったかも。飲み会の前に少し散財してし…

言葉のアヤはヘリクツ?

世の中、どんなモノでも「手作り」「手作り風」という紛らわしい表記がしてあって、それがまかり通っているのが正直嫌になってきました。これは前々からキム兄こと木村祐一さんも言ってたことですが、わざわざ「手作り」感を演出することで、売上を出そうと…

そりゃあねぇ

俺はよく施設長に「自分の希望する職業で、一定の収入を得ているのはほんのごくわずかだ」と言われますが、何も返す言葉はございません。とはいえ、俺の思いを誤解されているようで、心外になることもたびたびあります。俺は、少しでも自分の出来ることを活…

生きにくさは誰のせい?

4月になって新しい学校や職場に、意気揚々と挑戦していく人もいると思います。逆に、進路が定まらず、髀肉之嘆といったさまで思い悩んでいる人もいるでしょう。いずれにせよ、悩みは軽重を問わず付きまとうものではないでしょうか?後者の人間を無価値と一…

春来たりなば

今日で年度末も終わりなのに就職も決まらず、「もうだめぽ」な人生がまだ続いているわけで…。俺のバカさ加減に自分で、「父ちゃん、情けなくて涙が出てくらぁ!」と怒鳴りたいほどですよ。交通事故は起こすし、挙句の果てには検査入院して手術…。厄払いを済…

いくら家内制工業って言っても…。

親父の文書処理のバイトを俺がたいていやってましたが、この頃姉もやるようになり少しはできるのかなと思っていました。しかし、姉のズサンともいえる仕事っぷりに本当に憤慨しました。親父がやっとけと言った文書はテキトーにやるし、パソコンはダラダラ使…

ハローワークは信用に足るか?

「新卒プロブレム」と呼ぶべきものが、また叫ばれていますね。朝日新聞デジタルでは、ハロワを勧めるような提灯記事が出ていましたが、俺の経験から言えばざけんじゃねぇぞと言うところです。以下のような弊害で俺は苦渋を舐めさせられました。 ふざけたご都…

まだ俺には冷たい春の風

今日は出勤途中に陽気に気を良くしましたが、意地っ張りな冬将軍がまだ居残っている雰囲気に少し気落ちした次第です。さらに、事故処理の近況報告と車両保険契約更新についての話などもあり、大変落胆しましたが、春になりつつある中で車に乗る時は一層気を…

さようなら、所長さん(涙)

今日で今年度の成人座談会は終わりましたが、重大な発表がありました。少人数制でやっていた時から3年以上も司会を務めていただいた所長が、今月いっぱいで異動となりまして、座談会の予定も今は白紙に逆戻りです。5月の当事者報告会の発表者として俺が出…

当事者間でもハブられる発達障碍者

先日は、野良発達障碍者について、俺なりの考えを述べてみましたが、今回は過去の自分も含めて当事者間でもハブられやすい発達障碍者の特徴を述べ、彼らの行動の傾向と対策、もしあれば意見を述べたいと思います。まず、発達障害当事者向けのイベント等で当…

当事者のかえうた

今話題の「紅蓮の弓矢」をかえうたにしてみました。 テーマは「障害者雇用」です。 くれんの!?職を! 探せへんねん!職がねぇーなぁ!踏まれた奴の名前も知らずに 地に堕ちた施設は補助金待ちわびる お祈り文書で何も変わらない 今を変えるのは 戦う覚悟だ…

結局、発達障碍者は忍従を強いられるのか

発達障碍者支援法が出来、少しはましになったかと思えば、福祉の世界は何も変わっていません。むしろ、発達障碍者への支援に特化した施設が少なく、当事者は一般的な施設に通わざるを得ないという現実があるのです。例えば、他の障害者に不愉快な思いをさせ…

「サーカスの象」理論

精神科医の斎藤茂太さんは、自分で自分の能力の限界を決めつけてしまうのは、サーカスの象と同じ状態だと言うことを著書で言っていました。サーカスの象は、芸を仕込んだり芸を披露している最中に暴れないように、足に鉄球を付けられたり繋がれたりして、調…

もう呆れてきましたわ

「福祉のジョーシキは一般社会の非常識」という言葉は、まさしくあっていると思います。最たるものは、職員の職権乱用ではないでしょうか。施設長の名誉のために言っておきますが、施設長と一部の職員は俺を見捨てずによくやってくれていると思います。強い…

批判とは何か?

先日、自分が腹立ちまぎれに利用者の許せない所を指摘してしまったために、職員2人がかりで説教された挙句、「あなたが誰かのことを尋ねるだけでも批判」「愚痴は聞くけど批判は聞かない」「批判するな」「人のイイトコサガシをしよう」などと一方的に話を打…

福祉も阿片である

城塚登訳による『ユダヤ人問題によせて/ヘーゲル法哲学批判序説』では、以下のように述べている箇所があるそうです。 宗教は、抑圧された生きものの嘆息であり、非情な世界の心情であるとともに、精神を失った状態の精神である。それは民衆の阿片である。(p…

先日の座談会にて

先日の座談会は、「家事の美学を語ろう」というテーマでしたが、まず苦手な家事を語っている内に、部屋の片づけの話題で盛り上がってしまいました。とはいえ、ライフスタイルにおいて発達障碍者が抱えやすい悩みなんだなということがわかりました。去年の夏…

「就職させない就労移行支援事業所」を生み出す背景を考察しよう

過去に、FVPのおおつか社長が就労移行支援事業所の不手際を指摘していましたが、花風社の浅見社長が「就労させない就労支援」と銘打ったブログの記事を読んでなるほどと膝を打ちました。今回は、「就職させない就労移行支援事業所」を生み出してしまう背景を…

四十路ダメオヤジの苦しい胸の内

彼女にもフラれ、就職活動も3年近くやっていても、正規採用には結びつかない有様で、世をすねた挙句、ふざけた当事者や障害者に噛み付いたりメンチ切ったりしたことも数知れずです。俺は今、いろいろな心のモヤモヤがあって、胸が苦しくて仕方がありません。…