「最強伝説黒沢」を読んでたびたび思うこと
黒沢というのは土木作業員で生計を立てている中年の男性である。
彼は現場で孤立もしたし、DQN中学生にカツアゲされたりする。
彼の屈辱に震えるさまを見て、未来の自分を見ているようで怒りが
不安に変わり、タナトスにかわることすらある。
ま、このようなパトスがある限り俺はヤセ犬であろうが一度は噛み付きたい。
黒沢こそ私たちが普段感じる感情を体現している人間ではないだろうか?
機会があれば「ビッグコミックスピリッツ」をご一読下さい。
このマンガを読むきっかけになったのは、主治医の待合室に置いて
あったからなんだけど。
例え、肉体面で劣勢であっても、精神面では羅刹のごとくありたい。
鬼畜といわれてもいい。因果応報という言葉の意味を体で味わせてやりたい。