Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

上と下のメンタリティのズレ

厚生労働省は今ごろになって、自殺の学術的研究に取り掛かろうとしているが、
遅い遅い。雨宮処凛の「自殺のコスト」を一度読んでみなさいっつーの!
彼女はゴスロリこてこての格好をしているが、見方は凄く鋭い。



例えば、自分が頓服としているソラナックスは、自殺するのに76000錠も
飲まなければならないらしい。(金額にして約260万円)



自殺のメカニズムを知るには、希死念慮で一杯の人間に当たれといっておく。
だから、Academic nerd(学問ヲタク)でしかないのだ。



学問をいかに役に立たせるかをしなければ、ただの御託だ。
俺の遠縁の叔父は、同族会社でいじめに遭い自殺した。
「どうして自殺が起きるのか」も大事だが、一番重要なのは、
「自殺を食い止める安全網をどう確立するか」だろう。



戦後から精神科医なる資格があっても、PSWなどの現場に立ち会う
人間が国家資格とならなかったのは謎である。



知っててやろうとしなかったならば、当時の宰相ならびに厚生大臣は
確信犯となる。無論、彼らはS級戦犯だ。石つぶてをぶつけられても
反論する権利などどこにもない。



今までハンセン氏病などの患者の隔離施設を作ってきたのだから、
想像の及ばぬ宰相らの思い付きと堅牢な政府によって国民は捨てられて
きたに違いない。そんな中でも唯一評価できるのは、精神保健福祉法
32条である。これは医療費の公費負担の条項だが、ストレス社会で
医療費もかさんでしまう状況下では救いとも言えるものである。



心配なのはナルコレプシーなどの病気を擬態して、睡眠導入剤などを詐取
しようとする疾病利得野郎どもの跳梁跋扈である。
彼らがいるお陰で、実際に病気で苦しんでいる人への偏見を与えることになる。
どうか、こいつらへの鉄槌も政府によって下して欲しい。