Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

ホント健康なんだか不健康なんだか。

まずは、このニュースをご覧下さい。ソースは北海道新聞

観光とセット、がん検診人気 札幌、帯広にツアー  2006/01/04 14:15
 最新のがん診断法として知られるPET(陽電子放射断層撮影)を受けて、旅行気分も楽しもうという「一石二鳥」のツアーが人気だ。大都市の病院では混雑で予約が取りにくいPET検診を、観光旅行やゴルフなどとセットにしたもので、道内の医療施設でもここ数年、関東や関西を中心に利用者が増えている。

 「札幌メディケアセンター」(札幌市中央区)は、全日空系の旅行代理店と提携し、昨年からツアー客の受け入れを始めた。これまで道外から約二十人が受診。「ツアーを使わずに来る人も年に全国から数十人いる。関東や関西の都市部以外にもツアーの需要はまだまだあるのでは」とみる。

 帯広市の「北斗病院」(井出渉院長)は、二○○三年から受け入れを開始。PETのほかMRI(磁気共鳴画像装置)の検査などを組み合わせた「がんドック」に、これまで道外から約六百人、札幌など道内から約百五十人が検診に訪れた。

 一泊二日や二泊三日など短期のツアー客が中心で、参加費用は、関東方面だと往復航空運賃と宿泊費、PET検査代を含めて十五万円前後。同病院企画室の高田康範室長は「検診は三時間半ほど。午前中に受ければ午後はまるまる観光に使える」と話す。

 北海道のほかに、九州や韓国なども人気だ。宮崎市の宮崎鶴田記念クリニック(西川清院長)は、東京、大阪、名古屋など大都市圏発着の検診ツアーを受け入れている。多いときは月に四十−五十人の申し込みがあるという。

 日高臣次事務長は「東京では予約が半年待ちの病院もあるほどなので、申し込んですぐに検査を受けられる地方が人気なのでは」と分析する。

 来院するのは中高年の夫婦やゴルフ仲間のグループ、定年退職した元サラリーマンなどさまざま。東京発のツアーを扱う旅行会社エイチ・アイ・エスの大門徹マネジャーは「両親に検診旅行をプレゼントという場合もある。旅行がセットで割安感があるのが人気の理由」としている。

検診旅行が人気というのも何だか嫌な世の中ですなぁ。
人の不健康に漬け込んで商売しているような見方も出来なくないし…ね。



ひどく言えば、患者を薬漬けにして薬価で荒稼ぎする医者に近くなってくる気がする。
どうせ北海道に来るのなら、行程全部観光にするなどしてもらった方が楽しめるのでは
ないだろうか?「明日がん検診なんですよぉ」と呑気に酒など飲んでいる検診ツアリスト
をみると何だか笑うに笑えない。



検診を受ける消費者のニーズに応えたHISは立派だが、検診ツアーパックが当たり前と
受け止められる世の中ではもはや不健康なのである。



選択肢として検診があればいいのだが、検診が優先されてくると見ていて難儀にすら
感じる。俺は健康的な世の中も好きだが、「健康的たらんとする世の中」は反吐が出る
くらい嫌いだ。それこそ病的じゃないか。



健康に気を使っても病気になる人はなるのだし、メチャクチャな生活を送っていて病気に
なってもどっこい生きている人もいたりする。



自分は今病気を抱えているが、生きてる間は楽しめる機会を作ろうと動いている。



政府は医療費を削減したがっているが、これでは遠い日の話ですなぁ。彼らは「ビンボー
人は病院に行くな!」というゴーマンな姿勢を貫いてますんでね。多分、死者が出るよう
になっても、某エセ建築士のようにのらりくらりと逃げるんだろうよ。
いい加減にしろ!