Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

格差社会を考える

北海道新聞のシリーズで格差社会が扱われたので便乗して俺も述べてみようかと
思います。



この社会で俺が最も嫌いなのは、職業機会の格差である。
いい学校を出ているから就職しやすい。若いから就職しやすい。



じゃあ、俺のような正社員になれない奴はどう生きろというんだ?
それとも死ねとでもいうのでしょうか?



内藤朝雄は「ニートって言うな!」で、いじめそのものが問題とならず、
いじめられた人間がカウンセリングの対象のはいかがなものかと述べている。



俺もこれには同意する。なぜなら、いじめた奴は上っ面だけ謝れば
のらりくらりと逃げてまた繰り返すからだ。



ある程度の格差は時間をかけて理解していくしかない。
とはいえ、今ののび太とジャイアンのような力の開きは何なんだといいたい。
のび太にあたるのは、ニート等である。



ジャイアンにあたる社会人どもは、平気で「ニートのくせに!」と生存権まで
否定しかねないことを言うのである。



あえて、俺はぶちまけよう。今格差社会の下にいる人間は、日常生活を営む
ことすら否定されるのか?俺は絶対に違うと思う。



職業機会のえげつない格差が是正されなければ、今後産業の空洞化は
ブラックホールに変わって日本を蝕んでいくのではないか。



格差社会長者が世代交代になって、後釜がいませんでしたというのなら
とんだお笑い草である。深遠なる闇にうごめくのは、格差社会での敗者たちの
憎悪や憤怒かもしれない。俺は少なくともそういう予感がしてきた。