今は結婚活動の時代かよ！

「パラサイトシングルの時代」の作者が、またカテゴライズで飯の種にしそうな
予感がしました。



結婚したくてもできないのは、根本的には社会が悪いんだよ。
あがらぬ給料に物価高…。おまけにワーキングプアの連鎖が続くとなれば、誰が
結婚する気になれるのか？



本人から頼まれもしないのに、親同士がお見合いというのは正気の沙汰を超えて
いるとしか言いようが無い。マスゴミは行政主導でも親お見合いをすべきだとも
いっているし、不合理である。「君は自由だ、選びたまえ」という大人がうそ臭く
思えてくるのは俺だけだろうか？



まずは、賃金格差と物価高を政府がどうにかして解決せねばいけない。



月並みな言い方だが、イソップ童話の「北風と太陽」を思い出して欲しい。
旅人のコートを脱がそうと北風と太陽が争ったが、結局脱がしたのはどっちか。
照りつける日差しのあまり、旅人は思わずコートを脱いでしまったのである。



今の政府がやっているのは、北風政策と一緒であろう。
税金を搾取するだけで使い方を考えないのは簒奪者に等しい。
公的サービスを提供するに必要最低限の財源は必要だと思うが、既得権益に
しがみついて、国民に金が流れないようにしているのは卑怯である。



彼女（彼氏）ができない→独身者だからリストラの毒牙が向きやすい→
年齢が高くなると再就職先が見つかりにくい…と言った悪循環は一刻も早く
断ち切れるように助けが必要なのは言うまでも無い。



以上のような事情を考慮しないで、「いつまでも独身でいやがって」と考える
のは、残酷すぎる。苦々しく思うのは自由だが、独身の人間はおっさんや
オバハンのサンドバッグになるために生きているのではないのです。



もし、あなたが結婚して欲しいと思うのであれば、自分の子供に結婚してもらう
という気持ちで動いていただいて欲しいと思います。