平和への祈りと暗君への怒り

日本が非核三原則を主張している国にもかかわらず、北朝鮮に核凍結をさせたのは
日本ではなくアメリカである。



単純に考えれば、日本に下手に核を飛ばせばアメリカが核のボタンを押しかね
ないから、北朝鮮が穏便に済まそうとしているのである。（彼らは日本を批判
しているとはいえ）



かの有名なアインシュタインが核兵器を開発したと言われているが、実際には
アメリカ政府にかつがれたとのことである。



コンピュータは今では一般家庭にも出回るようになったが、元々はミサイルの
弾道を計算するための道具にしか過ぎなかった。



一部の輩の悪意が、文明の利器を悪魔の兵器に変えてしまうのかと思うと
腸が煮えくり返って仕方がない。



合理的な欧米人にとって、想像できなかったのは日本人の滅私奉公の精神である。
カミカゼ特攻をする零式戦闘機の大群が米水軍戦艦を襲うのは、想定外だったかも
しれない。



皮肉にも、ゼロ戦のエンジンで、「栄」というものがあったが、これは中島製作所
、つまり後の富士重工が作ったものだった。ゼロ戦の技術が車に生かされるとは
思いもしなかっただろう。



繰り返すが、文明の利器はそのままに利用してほしいと思う。