Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

給付金こそ天下の悪政

自民党は「景気対策こそ至上の命題」とばかりに主張しているが、やっていることは
バラマキなどの小手先の政治である。



景気対策をするのなら、減税と制度改革のワンセットを行うことが望ましい。
給付金にしても結局税金をつぎ込んだ挙句、増税と言う悪循環になるのなら、
役人のムダヅカイを排除した上で社会に還元できる道を作るべきである。



政治家は国民が米を求めているのに、かまどを配るようなマネをしていると俺は
思うこともある。つまり、それだけ政治家は国民のことを見ていないのである。
マリー・アントワネットしかり、国民に向かって「パンがなければブリオッシュを
食べればいいのよ」と言ったことで彼らの怒りを買っている。



景気対策にしても、ふざけた自己責任論が根底にあり、企業のやりたい放題になって
いる。ひどく言えば、経団連がてぐすねを引いているのかとすら思うこともある。



拡大解釈すれば、日本の労働教育や労働制度は、時代の趨勢から遅れている部分も
ある。例えば、年金や雇用保険の仕組みなど社会を生きていく最低限の知恵を教えず
にいながら、自己責任論を政府挙げて言いたがるのもどうかと思う。



それは「自己責任論を糊塗した弱者への責任転嫁」でしかない。
いつまでもこんな考えが蔓延しているから、政治家もバカなことしかいえないし、
たいていの大人はモラハラなどを平気でしたがるのである。



バラマキは一時だけごまかせても、長い目で見ればボロが出る。
公共事業でもそうだったろう?そのことを考えなければ前轍を懲りずに踏むことになる。