Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

おいらの編入試験体験談

後にお世話になる恩師の先生方が、編入試験の面接官だった時、こういわれました。



「もしあなたが英語の先生になるとしたら、実力がなければ子供たちを悲しませる
ことになります。それでもやりますか」



自分はえらく緊張したので、どう返事したかは記憶に残っていませんが、とにかく
一生懸命やりますと答えたかと思います。



もちろん、テストの点数はいうまでもなく、いいに越したことはありませんが、
編入先の教育課程について行けるほどの学力が問われているということは忘れないで
下さい。英語論文の要約を出す大学もあれば、大学試験の発展型問題を出す大学も
あります。学生課から過去問題を取り寄せるか、編入試験の問題集を乱読するなど
して対応して欲しいと思います。



独学で編入試験対策をしました。4年次では卒論を3ヶ月で仕上げ、試験が行われる
7、8ヶ月後まで授業が終われば、図書館の読書スペースで試験対策です。
本命の編入試験には不合格となりましたが、現在の母校となっている大学の編入試験
では、3人受験したうち自分だけ合格となっていました。
他にも2大学受験していましたが、どちらも合格でした。



当時は編入予備校があまりなく、人海戦術をせざるをえなくなりました。
希望の大学や、滑り止めの大学の学生課に電話をかけたり、直接赴いては問い合わせ
たり過去問題を購入したりなどしました。帰省時に旭屋書店で編入試験問題集と編入
試験のガイドを買い、自らの教材に充てました。あと教材としては、ジャパンタイム
ズを英語力がさほどないくせに読むなど、英文慣れを試みました。



今では大都市圏に編入予備校があるし、インターネットでも大学情報を集めやすい。
さらに、資料請求もオンラインでできるようになり、いい時代になったなぁと心底
思います。当時は、インターネットがまだ高いもので、電話回線をつなげての
パソコン会議もうらやましく思えたものです。編入先の大学でようやくWindows 3.1
搭載のパソコンが使えるようになり、インターネットが出来るようになりました。



今の編入事情はよくわかりませんが、おそらく仮面浪人、編入、転学部・転学科
のためにそれぞれ予備校に通っているかと思います。
あくまでも今回は自分の経験を交えた話をしていますので、参考にならない部分は
聞き流していただければ幸いです。参考になる部分があれば、どんどん取り入れて
目標達成にこぎつけてほしいです。



自分はよく企業の人に突っ込まれますが、たとえ回り道したとしても、俺はその分
エリートなどが見られないような風景を見させてもらったと自負しています。
未だに学歴コンプレックスはありますが、回り道の経験を語らせたら絶対に負けない
という自信はあります。しかし、そんなことを面接で言っても眉をしかめられる
かもしれないので、言えずにいたんですけどね。