Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

障害者自立支援法、見直しの方向へ

利用者への「応益負担」を見直すとともに、原則3%負担に減らす方向で国会が
動いていると言われている。



精神障害者も含めた障害者全般の政策として「障害者自立支援法」が施行された
わけだが、障害に関係なく一律10%を負担させるというのはいささか暴論。



自分のようにてんかんを患っていても、まだ働きようがあるのなら話はわかるかも
しれないが、体もしくは精神に重度の障害を抱えていて働きようがない障害者にも
同じような負担を求めるのはいささかやりすぎと思えないだろうか。



さらに追い討ちをかけたのが、健常者の障害偽装である。



このような行為をする輩が跳梁跋扈したおかげで、本来サービスを受けられる障害者が
行政に嫌疑の目を向けられてしまい、しかるべきサービスを受けられなくなってしまった。



元公務員(名前を公表すべき!)の障害偽装にしても実に許せないもので、さらに
北海道からの返還要求に応じないという重ね重ねの傍若無人ぶりには、もはや
「ほいと」としか言いようがない。高橋はるみ知事のシャミっぷりに怒りを感じる。
橋下知事までいかなくとも、もっと情熱を持てと言いたい。



今回の自立支援法も議論不足で練り上げられていない実情が露呈し、さらに障害者を
蔑ろにしていることも明るみに出た。無論、社会福祉法人などの施設経営が少しでも
やりやすくなるような施策も試みてほしいと思う。
介護報酬の引き下げで閉鎖する施設の心の叫びにも耳を傾けるべきであろう。