政府が何も出来ないのなら、労働政策の敗北だ!
自治体や企業が草の根レベルで、ホームレスやネットカフェ難民の雇用確保に
あたっているニュースを聞いたりすると、対応が後手後手で状況把握や説明に
しか至っていないのをみるともどかしくて仕方がない。
言うなれば、既得権益にしがみつきたがる役人や正社員、強欲に金に執着したがる
経営者、利権がらみで行動の取れない政治家が、それぞれの思惑で茶番劇を
繰り広げているようなもの。
このひずみが、パワハラ、雇い止め、内定取り消し、違法行為、後手後手な対応
となって現れているのではないだろうか。
政府から始まるハラスメントの連鎖こそ断ち切らなければならない。
政府が増税などをすれば、やがて経営者同士の弱いものいじめに発展するし、
さらに社員同士のパワーゲームにまで発展することもある。
これ以上何もできなければ、政府は労働政策で敗北したことになる。
増税ありきで弱者を締め上げることしか出来ないのであれば、政治家としての
資質を疑われることにもなる。
歳入減だからこそ、税金の使い道を考える必要があるのではないか。