Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

発達障害者はいまだに就職の恩恵にあずかれない

そもそも、発達障害者は見た目が定型発達者と変わらないと見なされる
ことが多いもので、「今、生活に馴染めなくて困っています」と周囲に
言っても、「アンタ、フツーなんでしょ?」と一蹴されて理解すらして
くれないことの連続でした。



俺にとっては、社会から制裁を受けているかのような感覚にもなりました。
DQNが肩で風を切って闊歩しているのに、どうして俺たち発達障害者は
小心翼々としなければならないんだという怒りを常日頃から感じていました。



世界では、つい最近になって明らかになった概念とは言え、日本では
環境整備が実に遅れています。発達障害者支援法が出来たのが平成16年
というていたらくです。



ないよりはマシですが、今まで手帳すら取れない状態の人たちがいた事実を
受け止めて、少しでも多くの発達障害者が報われるようにもしてほしいものです。



就職にしても、知的障害者精神障害者の就職先はあっても、発達障害
にはほとんど用意されていないという有様です。企業の本音は「雇いたいが
ノウハウがない」ということのようですが、実に悔しいですね。



発達障害者問題を放置した政府にも怒りを感じますし、発達障害者が社会参加
できない現状に憂いと悲しみを感じます。



障害者を食い物にしたビジネスが跳梁跋扈しないように、政府も企業への助成金
の対策を考えるところまできているのではないでしょうか。
政府からカネは欲しい、でも障害者を雇えば風評が…というのが企業の本音です。



世間が言うならいえ、自分は障害者にも活躍の場を与えるんじゃあという
豪傑さんはまずいません。



必ず働ける場所はあると言い聞かせてやっています。
そうでもしないと自分がダメになりそうなので…。