Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

似ていることは憎み合うこと

他の利用者さんが和気藹々と雑談をしながらやっていたので、こちらも
ある女性職員さんを引き合いに出して、俺がこう言った時のことです。



「○○さんってKARAにいそうですよね〜」



いきなり作業をしていた男性の利用者が、俺に対してこう言って来ました。



「今、作業中でしょ!うるさくて集中できないから黙ってて下さい!」



職員さんも居合わせていましたが、彼に対して注意することもなく、
こちらが我慢せざるを得ない状況になりましたが、休み時間を待って
彼に自己主張することにしました。



「あなたねぇ、黙れはないでしょう!」
「あなたが言って悪いことを言ったからじゃないですか!」
「何ィ!いい加減にして下さいよ!」



こうなると一触即発ですから、さすがに先ほどの女性職員さんも止めに
入りましたが、こっちは足元が興奮のあまり震えても睨み付けていました。



ある年配の女性職員が出先から戻ってきた所で、別室にて話を聞くという
ことになりました。隣にいた男性の利用者さんもフォローしてくれたので、
ひとまずよかったわけですが。



俺も正直腸が煮えくり返っていて、年配の女性職員に怒りをぶつけたい
ところを必死に堪えて、なるべく筋道立てて話しました。



彼女が言うには、彼はアスペルガー症候群らしいのです。今回の場合、
俺が「○○さんがある芸能人に似ている」と引き合いに出すことで、
彼の好きな芸能人が汚されるとでも思ったのでしょう。



この事件のお陰で、午前中の残り時間は別室にてパソコン作業を余儀
なくされました。



作業中も件の彼が注意をされたのか、「僕は悪くありません!」と
いった言葉を大声で繰り返していたので、全く呆れてしまいました。
別室にいても、彼の反論している様がよくわかりました。



根を詰めすぎたのか、彼からのストレスなのか、急に頭痛がしてきました。
何とか午前中の日課を終えて、昼食時間となりました。



一人ぼっちで昼食を取ることは幸いなく、利用者さんのやさしさに
触れながら楽しく過ごせました。



午後からは、センター長からの事情聴取があり、さらに件の彼について
話がありました。



彼は極端なこだわりなどで、周りと人間関係を構築できずに、周囲から
孤立しているところがあると聞き、なるほどと思いました。いいところも
あるそうですが、自分の世界にこだわるために、人への言葉遣いが乱暴に
なってしまうのがネックのようです。



そのような経緯からグループ分けで、なるべく一緒にならないように
配慮してくれることになりました。



彼には悪いが、しばらく距離を置いたほうが、お互いのためかも
しれないですね。