Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

ジャイアンの親父に学ぶ哲学

ドラえもんのジャイアンは、実にいじきたなくて威張り虫でどこぞの
政治家や独裁者にいそうなタイプだと言えるでしょう。



とはいえ、作品中ではのび太を他のいじめっ子から救おうとする蛮勇も
振るったりするので、男気はあるんでしょうね。



そんなジャイアンも、なぜか父ちゃんよりも母ちゃんが苦手ですが、
ジャイアンの親父はドラ語録に載せたいくらいの名言を残しています。



コンピューターペンシルをのび太からぶんどって、テストで100点を
取って自慢していたところ、彼の親父はやおら怒り出したわけです。



「出来の悪いのは仕方ないとしても、不正だけはするなと教えてきた
はずだぞ!」




こんなことを言える大人はめっきり減ったと心底感じます。



政治の世界では、みんなが不正をしてでも党利党略や選挙だけに
血眼になって、国民の感情なんて目を向けようともしない。



厚生労働省では、証拠をねつ造してまで上司に罪を被そうとする奴が
いて、国家のために働くべき人間までも不正をしている。



東京電力などにしても、天下りややらせメールをしてでも、消費者を
裏切り、安全対策をおろそかにしてでも私腹を肥やしてきた。



そんな彼らは、ジャイアンの親父のような言葉を吐けるでしょうか。
まず考えてみてほしいですね。