俺が働きたい理由
自分が働きたいのは単純な理由です。
親が俺を養えなくなる前に、早く自活していける身になりたいからです。
とりわけ、高機能の発達障碍者は、知的障害がないだとか、一度でも就労
したことがあるという理由などで障害年金の恩恵にあずかれないわけです。
そもそも障碍者雇用は、管理職にならないなどの前提があるので、
賃金体系が根本から違うわけです。
当然、自活するには爪に火をともすような生活をするか、障害年金を
わずかでももらって暮らしやすくするかのどちらかなんですよ。
日本はまだ医療制度が崩壊していないから、自立支援医療の対象になれば、
経済的負担はさほど強いられるわけでもありませんが、診断書などの
文書料で1万円も取られたりするのはどうかと。
アメリカは国民皆保険というわけではなないですから、いざ発達障害と
思しき人間がいても、気軽に「病院行けよ」とは言えない現実もあると
鈴木さんから今日聞いて驚きました。
今日の講演を聞いて思ったのは、支援を受けつつも、自助努力ですべき
ところや行えるところはどうにかやっていかなければならないという
ことが大切ということです。
今の施設もKaienのように、徹底的に企業への就労を視野にいれた
プログラムの作成に加え、紹介業者としての資格も取得して企業との
橋渡しをするというところまで行けばいいわけですが、諸般の事情も
ありそうはいきません。
自分は異端児扱いされるかもしれませんが、企業への就労を視野に
入れて、自助努力でどうにかできる部分をまずやっていきたいと思います。
センター長から「一人でやるのは構わないけど、攻撃的な感情などが
ある内は就職を世話できない」と言われてしまったので、期待しない
ようにします。
北海道にKaienのような紹介会社があれば、すぐにでもそこに移りたい
ですけどね。まぁ、その前に就職できるように頑張ります。