「猿の惑星」じゃないんだよ
この地球は「猿の惑星」ではありません。
この世でたいてい成り立っているのは「カネ」による社会の構築、つまり
資本主義社会です。
金を持っている奴が王様で、貧乏人が奴隷、エタヒニンという悲しい現実が
今の日本にもあるわけです。
先日触れましたが、Kaienの鈴木さんは想像を絶する資本主義社会の闇に
触れてきていると思います。
だからこそ、発達障碍者に対しても厳しくもあり、実践的でレベルの
高い訓練を用意するだろうし、彼らも鈴木さんを信用してついてきて
いるのではないでしょうか。
障碍者が上級階級とされる社会なら、間違いなく健常者は北斗の拳に
出てくる罪なき市民のような扱いになるでしょう。善悪の区別もない
障碍者にザコモヒカンよろしく「汚物は消毒だぁ〜!」とでも処刑
されるのかもしれません。
そんな社会は、日本が転覆しかねないほどの政権交代が起こらない限りは
絶対にありえません。
だからこそ、金を持っている人間の論理を認めなくてはいけないという
悲しい現実があるのです。
確かに悔しいですけど、俺はその中でどう居場所を作れるかという
ことを考える時期にきているのかなと思います。
テスコプレミアムサーチの石井京子社長の一言ももう一度引用します。
「企業も一歩歩み寄ったら、障碍者もできることを一つでも増やすことが
大切なんです」
ハロワも問題職員がいて、ブラック企業がはびこっているありさまかも
しれませんが、テスコさんやKaienさんのような会社がある限りは、
淡い希望のようなものはあるのかもしれません。
自分はまだ花も実もついていない状態ですが、今はつらいけど下へ下へと
根を下ろして大輪の花を咲かせたいと思います。