仲間がまた一人巣立って
今日、突然の出来事に驚いてしまいました。ある男性メンバーが土曜日に先方から採用の返事が来て、あさってからパートからですが働くことになりました。
そこで、施設の卒業が決定しましたが、俺としてはうらやましくもありさびしくもありました。俺は1年間も施設に通っているのに就職に結びつかない一方で、彼は入所して半年で就職が決まり、巣立っていったので、今非常に焦りを感じています。
たとえ半年でも施設で一緒にすごしていると親近感が湧いてきて、別れが惜しくなってしまうものです。彼のおかげで、自分の易刺激性を減らしていくきっかけができただけに、本当につらいです。
俺も施設の在籍期間中に何とか就職を決めたいと思います。
進み始めた時計の針
入所から3か月後、アクの強い障碍者らと衝突して、9か月もグループワーク参加が困難になってしまいました。その間もその後も自分の心の傷を思い起こされてしまい、フラッシュバックが起きることもあったのです。
2年目に入るまでと入った直後は、ずっと俺の心の時計が止まったままでした。無念と忸怩たる思いの中、施設に通っていました。
職員やメンバーでも打ち解けた人も出てきたこともあり、少しずつ歯車がかみ合いはじめました。
就職活動にしても一人でもがいていたし、履歴書や職務経歴書のことなんて今更聞くことはできませんでした。今回、自分の思い込みから一歩踏み出したことで、職員さんが協力してくれるようになり、応募書類もスマートかつわかりやすいものが出来上がってきました。あとは、ハローワークの職員さんの協力も得て、いいものに仕上げていくのみです。
Word2010も取得できたので、あとはExcel2010に向けて尽力するのみです。
いろいろなこともありましたが、ようやく俺の心の時計がゆっくりと動き出しました。2年目だからこそ就職内定ができるように、心身面で充実させていきたいと思います。
俺が就職できないのは、何かが足りないからなのかもしれません。残りの期限でその答えを見つけ出していくつもりです。