Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

仲間外れを作ってしまうシステム

来週のプログラムは空港見学と言っても、グループワークの時間で
空港の見どころをあれこれ討論していたみたいなので、この時点で
パソコンだけの利用者にとっては蚊帳の外という状況になります。



空港を見学したいのは、2つのグループに所属している人間だけじゃ
ないはずです。もしかしたらパソコンだけの利用者の中にもいるかも
しれません。



本当は施設のやり方にあれこれ言いたくはありませんが、見ていると
グループワークに参加しない人間が疎外感を感じてしまうシステム
ですから、非常に不愉快に思うのです。



前に施設長は「グループワークに参加できないことに劣等感を感じ
なくてもいい」とも言いましたが、仲間外れが出やすくなっている
状況でそんなことを言っても、説得力はありませんよ。



最初から二つのグループが前提となるグループワークですから、
パソコンだけの利用者はどんなに逆立ちしたって、蚊帳の外に
なるわけです。



おまけにある職員が「グループワークや機関誌作成は人と協調して
仕事していく練習なんです」とミーティング等で言っても、パソコン
だけの人間にとっては無意味にしか聞こえないんです。



まぁ、「ウチのやり方が気に入らなければ他へどうぞ」と東電方式の
対応をされるのも癪なので、我慢するしかないというのが本音ですが。



施設長の裏のペルソナで、どれだけの当事者が泣かされてきたと
思うと非常にやりきれない思いです。



最後に、御しやすい人間に対して手厚く支援するやり方もよくありません。
就労支援もゴマを擦らなければ受けることができないのであれば、生活保護
の不正受給と一緒ですよ。



当事者の「本気」をくみ取って、就労へ導くようにしてほしいと切に
願います。専門職の資格を持っている人間が、エコヒイキをして支援に
巧拙を露骨につけるのは反対です。



支援の内容や効果に個人差があるのは認めますが、就労する気があるのに
それをつぶすような行為をするのには断固として反対します。こういうのは
「区別」じゃありませんよ!「差別」です!