アントニオ猪木の名言より
アントニオ猪木が試合前に某記者からインタビューを受けた時のことです。
「猪木さん、今日の試合に負けたらどうするんですか?」
こう聞かれた途端、猪木は激昂しその記者に平手打ちを張って、
こう続けました。
「(試合)やる前から負けること考えるバカいるかよ!」
自分も体が大きい割には気の小さいところがあって、やる前からネガ
ティブなことをクヨクヨと考えてしまって、二の足を踏んでしまうことが
多いのです。
アントニオ猪木は、迷言・名言の多いレスラーかもしれませんが、
聞いていて何かじんわりと元気の出る言葉が結構あるなと感じます。
極めつけはこの言葉です。
「元気ですかー!元気が一番!元気があれば何でもできる!」
何ともムチャクチャなことばですが、彼はブラジル移民を始め、力道山
門下生の経験があったからこそ、このようなことばをためらいなく言える
のだと思います。
「猪木が笑えば世界が笑う」というのも最初は意味不明と考えていましたが、
それ位の気持ちの余裕を持つことくらいは罰は当たらないのかもしれません。
「世界は自分のためにある」と考えてやってみれば、自分を主役にしている
実感がわくのでしょうね。