Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

障害者雇用がよってたつもの

今日、ある当事者が独り言やため息などブツクサとうるさかったので、職員にこっそりと言いましたが、その時職員に言われて気が付いたことがありました。

障害者雇用は、支援者や職場の人たちの忍耐によって立つ」ということです。

彼らの忍耐がなければ、当事者への理解や配慮には至らないのではないでしょうか。忍耐しきれなくなると当事者への偏見などが起きたりするからこそ、俺たち障碍者がこの事実を認識する必要があるのです。

これは当事者にも言えることです。人の迷惑を顧みず自分の意向を押し付けようとする当事者の場合、必ず我慢している他の当事者もいるわけです。このことに気づけない人は、当然周囲から煙たがられるし、孤立してしまいます。

過去に、そのような方で、「瞬間湯沸かし器オヤジ」と呼ばれる男性がいました。彼は機嫌のいい時は朗らかな方ですが、たいてい鬼瓦のような険しい表情でいるため、近寄りがたい印象を持たれていました。障害から短気になってしまうのは致し方ないにしても、「お互い様」の精神を持てなければ、周囲が敵に見えてしまうのではないでしょうか。俺も反省すべき点です。

「働く」という行為は、人様が付いて回る以上、俺が我慢したりするのは避けられないのかなとも思いました。もちろん、我慢しっぱなしも爆発してしまう元になるので、ストレスが溜まってしまう前に適切な主張や距離感の持ち方を身に着けておく必要性は大いにあります。そのためにも、失敗を恐れずコミュニケーションできる機会があればなぁとしみじみ思います。