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Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

持ちあがる障害年金の話

俺の発達障害の診断が付きたての頃に、主治医に障害年金のことについて聞いてみたが、実につれない返事をもらったことがありました。さらに、発達障害だけでは年金申請が極めて受理されにくいというケースがほとんどだと、病院の精神保健福祉士に聞かされ、悲嘆に暮れ世をすねたものでした。

ところが、ある時親父の口からこんな言葉が出てきました。

「おい、Issue。会計士さんがよ、障害年金とか何だかが申請できそうだって言ってたぞ。」

正直、驚きました。年金については半ばあきらめていただけに、ひょっこりと申請の可能性が出てきたわけで…。それにはまず、新さっぽろ社会保険事務所で、俺の年金納付記録を照会した上で、受給要件に該当しうるかどうかを確かめないと。裏を取ったのを主治医に見せて診断書を書いてもらえるとなれば、後はやりやすくなります。

年金に関しては、自分の中ではタブーとしていた部分だけに、両親とも少しモメました。親父も「これはお前の人生に関わる問題だからな!」とキツく言い放ちながらも、社会保険事務所に付き添ってくれるとのことなので、本当にありがたい限りです。お袋に関しては「ダメもとでやってみればいいんじゃないの?やるだけやってみようよ」と相変わらずののんびりぶりであります。

年金が少しでも給付されるとなると、俺の求職活動もだいぶやりやすくなります。例え、非正規雇用の給与体系でも、一人暮らしできる可能性もなくはないわけです。俺も社会参加して、生き生きと働ければと願っています。

かなしろ先生からの暑中見舞い。そして遅れてきたペアレンタルトレーニング

ルポマンガのサイトでのやり取りがきっかけで、かなしろにゃんこ。先生のブログにお邪魔する機会が増えました。お陰様で、田中康雄先生にお目にかかり、田中先生の著作に直筆サインを入れて頂くことができました。それ以外にも、活動の場が成人座談会等にも発展し、支援者の方々以外にも、当事者の皆さんからも元気をもらっています。

発達障害 うちの子、将来どーなるのっ!? (こころライブラリー)

発達障害 うちの子、将来どーなるのっ!? (こころライブラリー)

上記のかなしろ先生の著書に封入してあった読者はがきで、講談社あてに熱いメッセージを送ったのもあり、この度直筆の暑中見舞いをいただきました。かわいらしい自画像とおじさんの絵が描かれてあって、ほのぼのした気分になりました。両親に見せましたが、「ヘタウマだねぇ」と言われてしまい、ファンとしては残念な気分です。せめてほのぼのとした絵と言ってほしかった。

さて、これがきっかけとなってか、母親がかなしろ作品に興味を示し始め、前掲書と「うちの子はADHD」を読んでみると言いだしました。親父も俺のいぬ間に読んでいるようで、うれしいなぁと思います。

漫画家ママの うちの子はADHD (こころライブラリー)

漫画家ママの うちの子はADHD (こころライブラリー)

本来ならペアレンタルトレーニングは、講師の指導の下行うものですが、これも一種のトレーニングになればと願っています。今までは「お前が甘ったれてるからだ!」「努力が足りないからだ!」と昭和症候群全開で、父から非難されたことはたくさんありました。本当に、嫌なクソヤローだと何べん思ったことか。それでも、今は俺に厳しくいいつつも、一定の理解は示してくれるようになったので、本当に感謝しています。

父がここまで変わったのは、母親のおかげでもあります。母親が協力的でなければ、俺はここまでたどり着いていません。世間からは「日本の粗大ごみ」だの「ウンコ製造機」だの最低のレッテルを貼られて、発達障害の悪い面が出ただけのホームレスになっていたかもしれません。

仕事を完全にナメきった福祉職のお陰で、2年間という貴重な時間を棒に振ってしまったけれども、その期間で、支援センター以外にも心強い味方ができたのかなと思います。両親もそうだし、通所中の施設職員*1もそう。俺は、まだ諦めるわけにはいかないと思い知らされるばかりです。

困りごとがあるから施設に来ているんだ。

俺は、ガタイの割には気が小さく、本当に劣等感を抱きやすい人間です。人と自分を比べてしまって落ち込むことが多いんですね。でも、それってある意味ずるいんですよ。自分より下の人間には、見下して安心してしまっている自分がいたりする。考えれば、俺って嫌な奴ですね。

ドッジボール・コミュニケーションをしていても、なぜか受け入れられる奴がいる。くまのプーさんみたいにぶりっ子してる男は、周りから受け入れられている。俺は彼らの表面上しか見ていないと、施設の職員に指摘されたこともありました。実は俺が見えていないだけで、専門職や他の職員が見れば、見えてくることもあると気づくべきでした。

どんなに施設で人気がある利用者でも、困りごとがあるからやってきているはず。それがなくて働けているのなら、最初から施設なんか行かず、働いていますよ。

正直、ぶりっ子野郎や自己愛野郎は、俺の苦手とする人種です。ただ、彼らは自分の困りごとを特定の人にしか出してないだけで、上出来風に見せて仲間を作るのがウマいだけなんです。これは俺にはない能力です。俺は、基本人付き合いは狭く深くになってしまいますし。

とはいえ、こんな派閥ゲームが障害者施設でも展開されるとなると、本当に反吐が出てきますよ。職員に好かれたら勝ちってアホらしいでしょ。確かに、社会はえこひいきを是としていることが多いが、施設でもそれがまかり通ったら、俺のような障害者は、「ダメ人間」の烙印を押されて、犯罪者として野に放たれます。

確かに、俺みたいな衝動性のある障碍者は、福祉職にとってはクソ面倒かもしれません。それでも、何か可能性を見つけたいし、困りごとがあってきていることを御理解いただきたいと思います。俺は件の利用者のように、愛嬌もカリスマ性も欠けるかもしれません。ただし、やる時は自分の身を削ってでもやろうとします。

これから福祉職を目指す人は、俺のような障害者もいることを頭に入れておいていただきたい。俺は周りを傷つけようとして振る舞っているのではありません。相手を本当に傷つけようとするのなら、金属バットなどを持ちだしてフルボッコにする覚悟でやります。普段はチキンだしそこまでの覚悟はありませんので、おとなしくしているだけです。俺は本当に向き合ってくれる相手なら、それなりの対応はします。絶対に無碍にしません。

今、一部の職員やメンバーとうまく行ってなくて辛いけど、そこに囚われていては俺の成長がないので、悔しくても外に目を向けるようにしています。

いろいろ言いたいことはいいましたが、俺は決して周りを憎んだり非難しているわけじゃありません。自分の力では、人生をどうにもできない無力さに腹が立っているだけなんです。今回は、人の力もあって、俺は生かされているのかと改めて学びました。この歯がゆさは一生忘れないでしょう。

繰り返しますが、福祉施設には、困っていない人はきません。困っている人がくるんです。このことが分かって頂ければ、あとは何も言うことはありません。

*1:まだ一部の職員とは信頼関係が出来てませんが