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Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

「無視」という屈辱

俺は人間が出来てないので、最近までムカつく奴とは口も利かないということはよくありました。当人が受けるその辛さってのは、振る舞った奴に返ってこないとわからないんですね。この頃そういうことがあり過ちを改めることにしました。

俺が挨拶をしても無視されるということは結構ありました。職員室でもこちらのことをナメくさった教員は俺を完全無視としゃれ込んでました。向こうから見たら、俺は「存在していない」状態とみなされているわけですから、これ以上の屈辱はありません。当時の自分もまた傲慢な部分がありましたので、いろいろな形でやられることは多々ありましたし、当然の結果なんでしょうね。

さて、つい最近の話に戻ります。施設で親しくさせてもらってた女性利用者さんに挨拶をした時、挨拶が返ってこないことがありました。「大丈夫?」と思わず聞いたほどです。その時は「大丈夫じゃありません」と返してくれましたが、日を重ねるごとにこちらに挨拶を返さずそのままスルーという有様になっていきました。

彼女がこちらを無視している理由はわかりませんが、いくら体調が悪いとはいえ他に理由があるはずです。体調が悪ければ、そんなに周囲の人間に話しかけないものとはいえ、俺の落胆を尻目に親しげに誰かに話しかけていたことに俺は憤慨しました。どう見ても俺が嫌いになったとしか思えないなと。嫌いじゃなければ、体調が戻ってきた時点で俺に話しかけてくるはずだし。

彼女を就職という目標を持って頑張っている仲間として見ていただけに、本当に残念でなりません。そんな人間が、どうして「無視」という児戯に等しいことが出来るのだろうかとため息が出てしまいます。もし、そのことが良くないことに気づいてくれるのなら、俺は頑なな態度を元に戻そうと思いますが、相変わらずそんな態度を取り続けるのなら、悲しくても絶交するしかありません。

昼休み中、休憩室から聞こえてくる利用者グループの笑い声に嫌気がさして、施設の軒下でうなだれていたら、例の相手が「大丈夫ぅ?」と声をかけてきました。逆にムカっときましたが、表面上は「大丈夫だから心配しないで!」と振る舞ったとはいえ、彼女への軽蔑の念がこみ上げてくるのを感じていました。

軒下で雨に濡れかける一方で、失意に打ちひしがれる俺に、タバコを吸いに来た男性利用者さんや女性職員さんが声をかけてくれました。職員さんは、今週はいろいろと大変だったけど、やるところまでやったんですから納得しましょうよと言い、さらにあなたにはまだ話しかけてくれる仲間がいるんだし、ぼっちじゃないんだから運がいいと思わないとねと続けて、笑顔で励ましてくれました。

「俺のよさって、目の前の人や物事を大切に出来るところなんだよな」と職員さんに気づかされた出来事でした。確かに俺はコミュニケーション障害を持っていますが、そのことに囚われて卑屈になって、どうにかしてそれで生じる穴を埋めようと必死になっていたのかもしれません。最後の年限ということで、「何とかしなくては」と焦りが生じて空回りしていたんでしょう。

人という存在は、誰一人として同じではありません。だからこそ、人の個性が合わさることでおもしろい化学反応が生じることもあるわけです。もちろん、嫌な化学反応もありますが。それは人間だからゆえなので、どうすることもできません。合う人もいれば、合わない人もいるという事実を認めなくてはいけないのかなと思います。

俺はルーズでアバウトな人や、我が道を行く人はとても好きになれません。今まではそんな人たちを排除しようとしてきたわけですが、逆に本人か他の誰かに嫌な目に遭わされたという経験をしました。今は辛くても、振り回されない自分や居場所作りをする時期なんだなと痛感しています。彼らのような人間に限って、割と「愛されキャラ」だったりするもんですから、俺も非常に肩身が狭い。ここで俺の障害特性「強烈なこだわり」が働いてしまいますので、苦労してしまいます。施設という狭い範囲の人間関係においてのみ、自分を判断することにこだわってしまうのです。

冷静に考えると、利用者間だけの人間関係から離れたら、Issueという存在そのものに目を向けようとする人は結構いるんだなと気づかされます。今の施設長や職員をはじめ、施設外就労の見学先の皆さんや両親、お袋の幼馴染み夫妻、成人座談会のスタッフやメンバー…などなど、俺は先に述べたこだわりのお陰で、キラキラしたものに気づかないまま手放そうとしていたのかと思うと、情けなくもなりました。俺は悪いけど頑固な部分は変えられないけど、人に対しては柔和にかつ辛抱強く接するように努力することで、理解していただくしかないようで。

来週はお袋関連のコネで、面接を受けられることになりました。結果はどうなるかわかりませんが、やるからには人事を尽くして天命を待つ姿勢で行こうと思っています。まずは、誠実かつ真摯に臨みます。