読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

土曜日の午後にざわめく腹

今日は施設の土曜プログラムでレクがありましたが、もとより参加する気もなかったし、気持ちが沈んで涙がこぼれてそれどころではありませんでした。

なぜか俺も一つだけ「ありがとう」とジャムで書いてくれたチョコ味のカップケーキを女性の利用者からいただき、少しだけ気持ちが上向きました。腹は減っては何とやらと言うので、ブログを仕上げたら久々にマクドかサブウェイにでもいこうかと思います。

今週のお題「ナイショにしていたこと」

バリバラの公式ウェブサイトで何度か投稿して、「今だから話せるぶっちゃけ話」として採用されました。俺が今まで周囲に内緒にしていたことは、発達障害での爆発による器物損壊です。

20代の頃(大学生)、俺は多動性と衝動性が色濃く出ていて、周囲からは変人扱いされておりました。おまけに怒りをうまく処理できず、爆発して物に八つ当たる始末。大学でも人間関係がうまく行かず、閉塞感と生きにくさを感じていました。ある時、ムシャクシャして渡り廊下の窓にエルボードロップを放ってしまいました。たまたまその場に居合わせた清掃員のおじさんにはガラスよりも俺のケガの心配をさせてしまい、改めてお詫びしたい次第です。
(Issueおじちゃん・40代男性・ADHD、広汎性発達障害、症候性てんかん

当時、編入してから1年たった時のことでした。ゼミに入ったはいいが、コミュ障でゼミ長の逆鱗に触れ、ゼミ内に緘口令を敷かれて孤立。さらに人間関係もギクシャクしていて、自分が心を許せる場所は学生相談室でした。そこには、精神疾患の人がたくさんいた気がしますが、すでに発達障害で悩んでいた人もいたかもしれません。

そんな憤懣やるかたない思いが、渡り廊下で爆発したんでしょうね。椎名林檎の「本能」のPVよろしく、右のエルボードロップを背面のガラスに向かって放ってしまいました。「ガシャーン!」という音に気付いた瞬間、我に帰りましたが、気づいたらガラスが割れ、破片となって階下に落ちて行きました。その様はまるでスローモーションのように流れていったことをよく覚えています。

もちろん自分に問題があると今ではわが身を振り返ってはいますが、当時は今以上に、「どうして周囲は俺のマジメさをわかってくれないんだ!」と必死に悲劇のヒーローぶってた気がします。だから周囲が憎かったし、「どうしてくれようこいつら」とトンデモナイ心理になっていました。「メタメタのバラバラにしてやる!」とジャイアンよろしく暴走していたところもありました。

幸か不幸か、新聞の三面記事やらワイドショーのネタにされなくてよかったなぁと胸をなでおろす次第です。最後にこの場を借りて、俺が迷惑をかけてきたにもかかわらず、大きな心で許していただいた方々には、改めてお礼を申し上げるとともに、心から陳謝いたします。申し訳ありませんでした。

イニシャルトークの顛末

今日、改めて施設長より事の顛末を聞きました。アンケートは無記名で誰が書いたのかが分からない上に、イニシャルは俺の名字を意味するものではなかったようです。しかし、総合施設長に報告したところ、人によってはやっぱり自分の事かと連想する人もいるのではという結論に至り、施設側の配慮が足りなくて申し訳なかったと謝罪されました。

俺は今回のことで、以下の苦い教訓を得ました。

  • どんなに相手が憎かろうが嫌いでも、陰口は叩かないようにする。どうしても言いたくなったら、その相手とは全く利害関係のない人間、カウンセラーやソーシャルワーカーなどの専門職に話すこと。
  • 相手から嫌われるのが怖かったり、相手に好かれようとして、背伸びするなどしないこと。
  • 誰とでもうまくやろうとは思わないこと。一人話せる人がいれば十分。

辛いかもしれないけれど、人間関係のあり方や距離感を学ぶのに、手痛すぎるほどの代償を支払ったとつくづく思います。それでも、今後に生かさないのは愚の骨頂でしかないわけで。

これで本当に就職できんの?

俺は今まで就職できていませんが、レディネスやマッチングの不十分さ等も原因かと思います。俺一人では就職活動をしようにも限界があります。パソコンスキル以外にも、人間関係等のスキルもつけなければと思っていますし、施設を会社に見立てて振る舞ってきたつもりです。

しかし、環境が実に稚拙。法人側が不良PSWを見抜けず、2年経ってようやく異動させて事実上の免職にさせたようなものです。この2年間で継続的な就労にありつけた人間は、片手で数えるほどもいません。継続できているのは2、3人くらいと聞いています。環境の稚拙さを補って余りあるほどのPSWが同系列の別施設にいたにも関わらず、その人を退職した人間の後釜に据えないという先見の明のなさは、社会福祉法人としてどうかしていると言いたくもなります。

某施設はキチキチとしたルールで縛り付けていたので、そこから自分が通所中の施設に流れてくるパターンが多いのです。障害者の就労支援というよりは生活訓練寄りになっている観があり、環境的にナァナァになりやすい要素は大きく感じます。

「ほう・れん・そう」のスキルを利用者に付けさせたくても請負仕事がないし、かつ利用者でも出来るような作業も職員がやってしまうから、そのようなスキルを身に着ける必要性がないわけです。ビジネスマナーでお茶の淹れ方や電話応対を学んだとしても、活かす機会が圧倒的に限られてしまう上に、レアケースに近いから、就労経験のない利用者であれば「勉強したつもり」になってしまうのではないでしょうか?

会社で電話に出れば、自分が職場の顔という意識で、電話の向こう側の人とやり取りをしなければなりません。そういう緊張感をやり過ごせないと、職場でやる仕事がだんだん減っていくと思います。自分も割とプレッシャーに弱いタイプだから、不安になる気持ちはわかりますが、だからと言って電話から逃げていては、職種もかなり限られますね。

月例の利用者ミーティングも、職員と一部の利用者で進んでいるところがあって、彼らの内輪ノリという感も否定できません。百歩譲っても、職場の会議を想定するところまで行かず、単なる話し合いでしかありません。どんなにいいアイディアを持っていても、集団の状況に応じてアレンジすることが出来なければ、画餅に終わることは火を見るより明らかです。

一部の利用者の悪乗りが通ってしまいやすかったりする環境は、本当にやる気のある利用者士気を削いでしまいやすい。だからこそ、施設長はそこに目を配り、職員にも周知徹底していくようにしてほしいと思っています。もちろん、やる気マンマンの利用者が暴走するのもいただけないですよ。どちらも罪のない利用者を巻き込む形になりやすいのは、言うまでもありません。

可能であれば、求人開拓担当の職員も就労支援員として配置してほしいと思います。人員の都合上、どうしてもできなければ、施設長をはじめとして職員が営業力を付けていくほかはありません。さらに、地域の経済基盤などにも目を配り、ハローワークなどにおんぶにだっこしてバイバイというのは止めてほしいです。

企業の人事担当者の態度を説明会などで見ていると、ほとんどがこういう本音をにじませています。

「障害者求人はたいていパート、バイト、嘱託しかないよね~w」
「雇うにしてもやっぱり身体や知的の女性じゃないとやりにくいなぁ~」
発達障害?ハァ?何それ?あんたマジで障害者*1かよw」

こういった企業のホンネも、施設の職員は絶対に知っておくべきだと思います。説明会や面接に臨む応募者は職員以上にそんな風当りの強さを感じているわけです。特に、精神障害発達障害の当事者ならね。「知らぬは職員ばかりなり」と言う具合に、利用者が大企業を中心に受けざるを得ない現状だけを見て、無知な専門職は利用者の表面しか見ようとせずに一刀両断するのです。

読者の中で、福祉専門職で特に就労支援をされている方がいたら、是非参考にしていただきたいです。耳が痛いと言われるのは、重々承知しています。

*1:俺は人事担当者から説明会でこのように言われました。しかも、書類を送っても採否結果を送ってもよこさないN社だし