Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

1614日の通所を終えて

今日で施設を卒業することになりました。就職内定に加え、施設側の事務処理上、今月末で終わりです。就労移行支援・就労継続支援を含め、約1600日という日数ですが、今にしては短く感じています。今日までたくさんの人といろいろなことがありました。齟齬や摩擦もあった一方で、笑顔や元気もそれ以上にもらいました。学んだことの中でもっとも印象に残っているのは、人間関係の距離感でした。苦手な人がいてもいい、ただし相手にも俺を苦手とする感情を認めようという受容がなかなかできなかった。つい最近になってやっと少しずつできるようになったわけで。

長い間ゆえに、支援者も異動や退職で交代が相次ぎました。お互いに悩み迷いながらも、卒業という形にこぎつけられてよかったと思っています。施設のみなさん、本当にお世話になりました。

過去は変えられなくても

俺の特性として、フラッシュバックというものもあります。これを認めるのに、30年間もかかりました。心のエネルギー消費が激しいために、いやな出来事に一度目が向いてしまうと、似ているものや人を攻撃してしまう。シカだと思って人間を誤射するハンターのように。

確かに俺の過去はみじめで汚辱にまみれたものだし、それをどんなに泣きわめいても変えられない。だからといって、それを判断の基準にしてしまっては、自分の未来がさまざまな奴らに乗っ取られてしまう。想像上の毒野郎どものみならず、実際に引き寄せられた毒野郎どもにね。

俺は現在の行動を変えることくらいはできると思って取り組むことにしたんです。「現在の行動いかんで未来は変わる」と。今やるべきことに丁寧に取り組み、今の自分を大切にする。その逆をやってしまうと、自分が周囲から粗末に扱われ、常に攻撃的に成らざるをえない。このことも施設で教わりました。

人間関係においては、変わっていくものと考え、変化を受け止められなくても認められるようにする。つい最近の自分はそんな気持ちの持ちようを求められましたが、少しはできたかもしれません。新しい職場では、人間関係で悩みすぎないように取り組んでいきたいです。