世間と社会に告ぐ
世間とは非常にありがたい存在でもある。
或る時は、みそやらしょう油やら貸し合ったりして、共同体のような機能にも
高めていくことも出来た。
しかし、きょうびの世間を見ていると、「醜い派閥」レベルにまで落ちてしまった
のをたびたび目にする。
世間も落ちたのなら、社会は悲惨である。
企業は雇用を抑制し、パートや派遣社員に依存してしまう。
政府は歳出を抑制し、国民から税金を搾取するという堕落した行動を取るようになる。
極論、フリーターや失業者の全ては働く気がないのかということを考えよう。
答えは、「必ずしもそうでもない」。
働きたい奴はなすべきことを一生懸命やっているだろうし、働きたくない人間は
「状況から放棄せざるを得ない」という選択肢を取らされているという見方もできる。
今日日の暴走族らが荒れたくなる気持ちも何となくわかるような気もするのは
俺だけだろうか?