なぜ人はいじめたがるのか？

きょうびの状況を見るに付け、俺は「ニンゲンキライダーァアアアア！」
と叫びたくもなることがある。人間と言うのは、動物の中でも一番残酷な
動物だと俺は思う。
端的に言えば、ドードー鳥だって、最初に発見した奴らが乱獲したから
絶滅したに過ぎない。野生の動物は自分が一日生き延びるのに必要な
量しか獲らないという。それを考えると、人間は自然をぶち壊してでも
乱獲する行為に関しては、非常に傍若無人もいいところだ。



いじめにしてもそうだ。都合のいいことに、共同体が維持しきれるほどの
構成員を保つために、弱い奴を締め出すという行為まで行う。
いい例が、ハラスメントやいじめだろう。（俺は意味合いはそんなにかわ
らないと思うのだが…）



いじめは必要悪ではない。ただし、集団を乱すような奴がいる場合、手段を
つかって干す必要がある。例えば、威張っているだけで何もしない奴が
いたら、集団で奴が動けないようにつるし上げにするなどするということをする。
これも動物の集団力学なのかもしれないね。



俺がいけないと言いたいのは、弱者をいじめて排斥しようとする社会力学を
認めることである。きょうびの政府にしても「貧乏人は死ね」だの「敗北者は
くすぶってろ」というのを背中で示しているように見える。
日本と言う大地で咲かせた花を、政府と言うロクデモナイ生産者のお陰で、
根からダメにしてしまうことだってありうる。