Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

日本人は新しい枠組みも作っておけ!

スポーツ界や学問での人材流出が起こるのは、日本の人材育成の稚拙さから
来ている。セリエAやプレミアリーグで活躍した中田英寿は「大学はこれからでも
いけるが、サッカー選手は今しかできない」と言っている。
彼の高校時代は文武両道だったというのもあるが、大学制度の在り方についても
示唆していなくもない。
このことばからわかるのは、いかに日本の学問が教育ヲタクの量産工場かを
物語っているかである。



プロ野球界で物議を醸した新庄剛志だって、日本のスタンダードから言えば
大バカ者かチンドン屋と言うところだろう。しかし、彼はメジャーリーグで足跡を
残し、さらに北海道日本ハムファイターズに新しい空気を送り込んだ。
ひちょりも「初めて会ったとき(新庄さんは)宇宙人みたいだった」と言っている。
確かに俺も最初新庄は好きではなかった。「何よ、コイツ、チャラチャラしてさ。」
というのが本音だった。初めてドームにプロ野球観戦しにいったとき、グラウンドで
見た新庄と言う男は「野球少年」の表情だった。それで俺は彼を見直した。



平々凡々の人間やハマちゃんタイプの人間も当然いていいんです。
もちろん、矢島金太郎タイプもいれば、島耕作タイプもいるし。
鍵となるのは、どこまでお互いを認められるかだと思います。
自分は言いたいことを堪えに堪えて爆発させることが多いので、何とか言うようには
してますが、思うようにはいきません。



マジメな人間が犯罪を起こしてしまうのは、似非みのもんたタイプの人間が跳梁跋扈
しているせいもあるかもしれません。この手の人間が増えると、「おれはみのもんた
みたいだろう?どうだ」とこれみよがしに自慢して、意見をごり押しするんですね。
一言言うなら、天下のご意見番ぶったチンピラタイプでしょうね。こういう人間こそ
大沢親分らに「喝!」と怒鳴られた方がいいですね。



亀田のようなアンチヒーローが登場したのは、次の理由が考えられます。
格差社会で閉塞した空気が漂う中でのなりあがりがあったことです。
彼の生まれ育ったあいりん地区は相当すごい地区だったようで、それこそハングリー
精神がないと生きていけない場所と言えます。そこから出発して栄冠を勝ち得る
姿こそ、政府のていたらくであえぎ苦しむ国民から共感を得たものだと思います。
俺が一番許せなかったのは、チャンピオンで年上の内藤選手に対してゴキブリ呼ばわり
した態度でした。これだけは俺は許せなかった。
あと、父の態度も表面糊塗で逃げようとしていたのも腹が立ちました。
「この腐れチンピラめ!」と唾を吐きかけて、殴ってやりたくなりました。
亀田兄弟が生き残る道は一つ。父から離れて、心機一転してやり直すことじゃないか。