Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

金が野球文化を象徴しているのかも

この度、福留がカブスに4年契約で50億円ほどの金で入団することになった。
プロ野球選手が職業として世界一根付いているアメリカだからやれることなの
かもしれない。誰かがメジャーに行けば、芋づる式にメジャーに行くことになる。



日本の企業体力の問題もあるが、一番の原因は「野球文化の認知度」である。
野球がアメリカ並みに職業人としての価値が日本に根付いていれば、10億
プレイヤーの一人や二人は出てもおかしくないだろう。



金満文化が根付けば、別の問題も発生する。それは企業体力を無視した選手買い
合戦が始まるおそれがあるということである。



日本の野球でまだいい点は、二軍がマイナーリーグのように細分化されていない
ところである。強いて言えば、育成選手、支配下選手の順に二軍の下がある。



二軍選手がハングリーではないかといえばそれは違う。彼らのプレイが物語って
いる。自分は二軍の選手ともハイタッチをさせてもらったが、手がごつくマメが
出来ていて練習のすさまじさを感じた。



一筋に打ち込んでいる選手の魅力に、二軍もマイナーも関係ないと教えられた。



自分が望むのは、選手が少しでも納得の行くような給料査定である。



個人的には坪井はイロつけて5千万くらいやってもよかったのではないかと思う。
彼の給料はちなみに推定3500万である。



勝負強い打撃に、内野安打になる俊足、堅実な守りと若手の見本となるベテラン
ぶりも考課に入れてもらいたいものである。



ファイターズOB会の会長が西崎幸広になり、球団側にも選手の意見を伝えたいと
言っているので、そこは期待してもいいだろう。



近代的な考え方もいいのかもしれないが、たまには衣笠のように野球の古典を
伝える人間もいていいと思う。



彼のような人間がいてこそ、金満野球に歯止めをかけられるかもしれない。
自分の名前を登録商標する元某投手とは違うからね。