Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

高校球児の逮捕に見える連帯責任主義

桐生第一高校野球部の控え選手の二年生が、わいせつ行為で逮捕された。



女性に無理矢理、体をさわるなどの行為をしたらしく、余罪を追及している。



彼一人のために監督が辞任したり、出場辞退するのは追及の矛先が間違っている
のだと思う。



彼に責任を取らせればいいだけのことなのに、余分なことをせざるのを得ないのは
日本独特のことではないだろうか。



日本高野連の慣例では、原則として直接試合に関係の無い選手が事件を起こしたと
しても出場は認められるとされているが、「連帯責任」の4文字が亡霊の如く
生き残っている気がしてならない。



ひどく言えば、刑務所と一緒である。刑務所で連帯責任というのならまだ話は
通用するが、野球を通じて心身を成長させようとしている選手らにとっては
迷惑もはなはだしい。連帯責任よりもまず自己責任ということを彼らに教えて欲しい。



確かに野球で一人がエラーをすれば全体に影響するのはわかるが、個人が責任を
とることと、全体で責任をとることを十把一からげにしているように見える。



「Aがタバコでとっつかまったから、お前ら全員謹慎だ!」と言うのは、教育現場と
刑務所を履き違えている。



まずは、個人でのケジメの付け方から教えるべきではないだろうか。
校長室に行って詫び入れて、停学などの処分を甘んじて受け、さらに反省文を書いたり
するなど、人として大切な心がけを身に付けて欲しい。



心の欠けたプロ選手など、すぐにファンに見透かされる上に、ファームへ落とされても
ヤジを飛ばされるだろう。



いい例が、巨人の二岡である。彼はいい生え抜きだと思ったが下半身のスキャンダルで
ミソをつけてしまったと思うと悔やまれる。



あの事件は、モナにも非はあるのかもしれないけど…。