今日は函館夜景の日

今日は函館夜景の日。ある時間帯だけ電気はつけ、窓も開けるというものだが、
エコエコうるさい政治家どもに屈せずやっているのだろうか？



大学時代の思い出の中でも、自分の心でキラキラと輝いている思い出の一つは
函館夜景である。函館山から見た夜景は、宝石箱の中のようだった。



いろいろな人の暮らしが織り成す明かりが、幾重にも折り重なって夜景が出来ている
のだと考えると気持ちが踊ったものだった。



３年の時、１年後輩のあっきぃの愛車ローレルで函館山攻めをすることになった。
メンツはあっきぃ、俺、アツポン、坊や哲の４人で、函館山の夜景を見てから
ドライブするかという段になって、俺たちはあっきぃの知られざる一面を見て
しまった。



それは、奴のスピード好きの一面である。急カーブでは平気でドリフトし、タイヤも
バーストしかねないほどの勢いだった。



オーディオで掛けているテープはなんと「ドリフの早口ことば」！（爆笑）



本人はノリノリでいたって平然と運転しているが、騒然とする車内で運転手
以外はみんな焦ってしまった。



「おい、ちょっとスピード出しすぎじゃねぇのか！」と言ったら、あっきいは
「スピードぉ、出してませんよぉ〜」とおっとりした口調で言ってきた上に、
さらに急カーブでドリフトだから正直腰抜かした記憶がある。



助手席の坊や哲も上下左右に振り回されれば、後部座席の俺とアツポンも下手すれば
鉢合わせの状態だった。



今では、建築会社の経理課長として、持ち前の経理の腕を振るっているようだが、
たまに恋しくなる人間の一人である。



今度は、函館夜景の日にアツポンらと行って見たいものである。