Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

初めての演劇鑑賞

劇団「海鳴り」は、紋別市を本拠地として活動する老舗の劇団で、設立40年という
長生きぶりである。遊郭・角海老楼の女将役となった女優さんが、今回は座長と
なって取り仕切っている。

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前説を、新米の落語家「海鳴り亭純情」が担当するのだが、軽妙な語り口でおもしろ
おかしく説明していた。細かいことを言うと、紋付は普通新米はせず、二つ目あたり
からするのではないかと思った。ちりとてちんでもその点は描写されていたので、
見ていて気になった。



今回の劇、「江戸人情芝居 文七・お糸」だが、ある落語家の演目を脚本化したので、
昔風の喜劇に仕上がっている。学生時代の友人、しんちゃんは道具係をやっていた
が、今回初めて、演劇で役をもらった。緊張していたとはいえ、彼の人柄がにじみ
出ていた番頭になっていてよかった。



1時間半の芝居はしんどいかなと思ったが、意外に楽しめたので驚いた。
今度札幌近辺に公演に来たら、また行って見たいと思う。メンバーも変わるので、
少し寂しくもあるが。お糸役の女の子は進学で本州に転居するので、多分違った劇に
なるかもしれない。それでも、違った可能性も見たい気になってくるから不思議である。



劇団海鳴りの公式ウェブサイトには以下の文字をクリックすると行けます。



□■劇団海鳴り■□



出口で、劇団員が一列になって、帰る客を出迎えていたが、その中にしんちゃんもいた
ので挨拶しようとした。なんと、函館から学友の新井チューリップもやってきていた。
去年の7月の結婚式以来の再会だった。彼の職場には日帰りでいいから、公演日に
休みにしてもらったので、5時前の特急列車に乗らなければならないらしい。



積もる話もあるので、まずは札幌駅のスタバでコーヒーを飲みながらおしゃべりをする
ことにした。俺の近況報告からはじまり、アツポンやチューリップの状況、学生時代の
思い出などなど、50分にも満たない時間だったが、その間は学生時代に帰っているよう
な感覚だった。改札口までチューリップを送り届け、アツポンと一緒にすすきのへ向かった。