Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

大学に対する俺の意見

受験生も親の苦境を目の当たりにして、公国立志向が強まっていると聞きます。
これは不況ゆえというのもありますが、学生も費用対効果を意識するほど
大学への見方がシビアになった表われです。



無節操に私立大学認可を出した当時の文部省は断罪されるべきです。これが
日本の大学の質を下げているからです。大学も数あればいいものではありません。
就活のバカヤローで人事の本音をこう紹介しています。「日東駒専以下の大学は
なくすべきだ」と。これを聞いた該当する学生は特にショックですよね。



学歴じゃんけんやら学歴差別、逆学歴差別なるものを俺も見聞きし、経験した
こともあります。この現象は就職活動以外にも、コンパやサークル交流でも
あるわけですよね。相手と自分の学歴を比べてしまう、もしくは比べて相手を
小ばかにした態度を取るということもありますし、例えば高卒の人が大卒の人
に意地悪するという現象もあります。



まぁ、自分より下のレベルの人間を探して見下すことで心の安定を計っている
わけですよね。人間のもつ防衛機制なのかもしれません。意地悪な言い方を
するなら、子供が親の職業で自慢しあうレベルと一緒なんです。そんなのが
あるから「世界で一つだけの花」が偽善に見えてくるわけです。
バカボンパパの「これでいいのだ」という言葉が余程気が利いています。



拝金主義やネームバリュー至上主義の大学など、早晩淘汰されるでしょう。
学生に媚びる大学などなくなってしまえと思っています。
確かに学生は貴重な金ヅルですが、最低限の自己責任をわからせなければ
大学にも学生にも害をなします。いかに学生を発奮させるかや、職員や
教員をその気にさせるかが大学側の腕の見せ所でしょう。



CMで必死に宣伝しても、肝心の中味がまずければ、グルーポンやバード
カフェと同等になります。「羊頭狗肉!」と蔑まれても、文句は言えません。



大学は出たけれどで不幸な思いをするのは、俺たちの世代で終わりにして
もらいたいし、終わりにしたいですね。