Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

発達障害を再度考える

発達障害は治せる」などというのではなく、正確には「工夫に
よって症状に対処できる」と言った方がいいのかもしれません。



例えば、感覚過敏に対してはヘッドフォンやパーテーションで
対処するなどの工夫です。うつ病統合失調症などの二次障害が
出た場合は、医者は投薬も辞さないでしょうけどね。



発達障害が治るものなら、非正規雇用で冷や飯を食うことだって
せずに済むわけです。



発達障害の専門家であれ当事者はいろんな書籍を出しています。
共通して書いてあるのは、「発達障害と付き合う」ということです。
後ろ向きにも聞こえるかもしれませんが、治ると期待して根性論で
あれこれやるよりは精神衛生的にも好ましくありません。



自分の例を出しますが、発達障害は治らないと医者に宣告され
ましたし、むしろ個性だと思えと言われました。おまけについて
きたてんかんも、一生付き合うことになるでしょう。



最初辛い選択だと思いましたが、これも人生だと考えられるように
なってきて、少しずつ楽になっていきました。



以上のことから、「発達障害は治る」という言葉には懐疑的に
なってしまうのです。俺は発達障害で悩む当事者に「きっと治るよ」
という安直で甘いことばは絶対にかけません。



あと、「がんばれ」ということばはどの障害者にもNGワードです。



おそらく「俺たちはがんばってるのに、これ以上どうがんばれって
言うんだよ!」と怒りをぶつけられるのが関の山でしょう。



今回、ある出来事があって発達障害関連のネタにしてみました。
暖かい目で見守ってもらえれば非常にうれしいです。