さらば人生の師匠

今日で、女性の就労支援員さんが退職することになりました。
社会経験が豊富で、頭の回転が実に早い上に精神が若々しいという方
でしたが、もっと早く出会いたかったと思います。



午前中は、彼女の指導の下「アサーティブ・トレーニング」の授業
でしたが、最後の授業だけあって、一層熱が入っていました。



俺は相手から挨拶をしてもらえないのが嫌いだということを話すと、
彼女は笑顔でこう答えました。



「挨拶は自分から出来たら、それで100点！」



この言葉に、いい意味で今までの自分の偏見が崩された思いでした。



挨拶しない奴やふざけた挨拶をする奴に、「こっちから挨拶してんのに
なんで返さねぇのよ！ゴルァ！」などと思ったこともありましたが、
この一言で気持ちよく挨拶できそうな予感がしました。



感情のキャパシティが主題でしたが、みんな思い思いの表現をしていて、
実に参考になりました。自分自身の感情へのとらえ方や向き合い方は
人それぞれなんだなと実感しました。



この支援員さんにお世話になったのは、実質３日だけですが、支援センター
でもたびたびお会いしていただけに、こちらも寂しい思いになりました。
彼女の応援をムダにしないためにも頑張って吉報を届けたいと思います。