Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

3月の別れに

今日、久々に生活支援センターに顔を出したら、悲しい知らせを聞きました。自分が長らくお世話になっていた職員さんの退職です。

本人は円満退職と言っていましたが、俺としては絶対にやめてほしくありませんでした。せめて、俺の就職内定を届けられるまで待ってほしかったです。

春は別れの季節ともある曲の歌詞にもありますが、本人もどうか笑顔で見送ってほしいと言っていたので、なるべくそのようにします。

古株職員Hさんとの思い出

彼女と初めて会ったのは約5年前でした。せっかく入った大学を中退してまで、福祉系の専門学校を卒業し、精神保健福祉士の国家試験対策と同時進行で、新人職員として精いっぱい頑張っていた時のことです。

当時、彼女は細身で美人ということから、とりわけ男性メンバーの視線が釘付けになりました。無論自分もその一人でしたが(苦笑)

新人の割には落ち着いていたので、すごいなと思いましたが、本人いわくいっぱいいっぱいだったそうです。自分はほとんど覚えていないとはいえ、彼女が俺から言われてうれしかった言葉は、「俺が(Hさんの)面談の練習相手第一号になってあげる」だったらしく、聞いて驚きました。

彼女は見た目がそれこそすすきのあたりで歩いても違和感のない方ですから、自分も最初はキツいことばをぶつけたこともありました。彼女を信頼できていない反面、彼女に対してすっかり甘えてしまったのです。

札幌ドーム観戦レクなどで顔を合わせたり、センターで話し相手になってもらったりしているうちに、信頼関係も築くことが出来たので、些細なことでも腹を割って話せるようになりました。

もう少しで5年間が過ぎようとしているわけですが、俺は彼女のようなPSWに出会えて本当に幸せだったと思います。

別れは本当に惜しいが、彼女の新しい一歩を応援して行くのもせめてもの恩返しなのかもしれません。老婆心ながらブランクは空けない方がいいと俺は言いましたが、「これから生きていくうちで、うまくいかないこともあるのも自分の責任だから」と彼女の強い言葉を聞き、しっかりと見送ってあげようと決めました。

最高の恩返しは、俺が自立して生きていく姿を見せることだと思いますし、彼女に負けないくらい頑張って行きます。

明日は就職説明会です。目星をつけている会社は1社のみですが、他の会社を回る時間があれば、話だけでも聞いてみようかと思います。