夏も近づくかと言わんばかりの本陽気に
今日は通院日でした。久々のドライブ日和にこのまま支笏湖まで行きたい気分でしたが、この調子だと帰りが夜になるのでやめました(苦笑)
田中康雄先生が今週開院した「こころと育ちのクリニック むすびめ」に電話をしましたが、10時からの受付と同時に不通状態になり断念しかけました。
度重なるリダイヤルの結果、何とかつながって事務員さんから話を伺うことができました。現時点では、自立支援医療受給者証と障害者手帳の更新の都合上、すぐに転院することはかないません。それでも、自分が話した不安等を田中先生たちに伝えてくれることになりました。
桜梅桃李
施設で親しくさせてもらっている年上の利用者さんから、「桜梅桃李」という言葉を教えてもらいました。自分も初めて知っただけに、実に新鮮に響きました。
それぞれが独自の魅力を持った花を咲かせるのだから、一人一人にも独自のよさがあるという意味です。この言葉を聞いた時に、ある介護コース担当の女性職員さんから言われた言葉を思い出しました。
「あなたは、星になろうとしているのだろうけれども、豆腐みたいな形をしている人にもいいところはある。夏になれば、豆腐は冷奴になっておいしそうに涼しさを届けるんですよ」
発達障害の特性を理解しきれておらず、人と自分を比較して値踏みしては、優越感や劣等感を抱いていた自分にとっては、彼女の言葉は心に届きませんでした。しかし、桜梅桃李という言葉の意味を知った今だからこそ、彼女の一言が余計に響くわけです。
日本にもせっかくいい言葉があるのに、実にもったいない世の中ですね。一人一人が一つでもいいところを見出されて、それぞれの能力を開花させてほしいものだと切に願います。
自分もフラッシュバックという厄介な荷物を抱えていますが、どうにかして軽くして、人のいいところに目を向けられるようにしたいと思います。