Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

悲喜こもごもの一日

今日、発達障害の座談会に行ってきましたが、ホットな議論で盛り上がる一方、グループが出来たりして、俺が入っていく余地がなくうら寂しさを覚えました。失意のうちに札幌の街をさまよい歩いていましたが、心が浮き立つわけでもなかったので、地元に戻りました。

支援センターの閉館時間1時間前だったので、どれだけ俺が嫌われているのかを確かめにいくことにしました。正直、ケンカを売ってこようものなら、返り討ちにしてやるとまで思っていた矢先のことでした。

退職した職員さんが遊びにきていたのです。そう、あの大島優子に似ている美人さんですよ。少しの間でしたが、昔話に花が咲いて盛り上がってひと段落ついたところで、自宅に戻りました。

ありのままでいること、そして働くこと

大人になるにつれて、みんななにがしかのものを捨てていきます。それが、自分の感情を表に出すことだったり、自分の夢をかなえることだったりします。

大人の世界になれば、そんなことばかりではうまくいかないというのもわかります。集団社会に生きる以上は、相手と妥協することも必要だからです。

売れっ子のカウンセラーやスピリチュアル関係の人の本では、「ありのままでいてもいい」とよく言いますが、果たして企業が買い手市場の世の中でそんな理屈は通用するでしょうか?俺からしてみればふざけんなと怒鳴りたくもなります。

ありのままで働ける人なんて、世の中ではほんのわずかだと思います。みんな企業論理などのしがらみがあったりして、選ぶ奴も無難な人間しかいません。就活エリート選出や学歴フィルタ発動ということになっても当然です。

本当に地頭も育ちもよくて、周囲から見ても性格もよいという「こいつリア充だ!」って人は、ほんの一握りな気がします。

学生時代に国公立大学の学生と会う機会がありましたが、大人の対応が出来ずに、こちらの学歴を見下すバカや、俺と同じ「心の臭い」のする奴が多かった気がします。結局、頭の出来以外は、みんな五十歩百歩じゃんって感じました。

改善されない景気に加え、増税競争が続いていく中で、子供にのびのびと生きなさいと言うのは実に酷だし、かと言って大人が体現するにも実に難しいのではないでしょうか。

英語でも"honesty"という単語がありますが、これは「性格が正直であること」というよりは、「自分の心に正直であること」に近いです。

従業員に犯罪行為*1を強いたり、リストラを敢行する時点で、その会社はおかしいですよ、カテジナさん!(違)
これも伊集院静さんの「悩むが花」でも触れてます。

組織にいる以上はありのままでいることは難しいと俺は考えています。福祉施設ですらトップの胸三寸で態度が変わったりするわけですから、俳優よろしく組織でのペルソナを用意するしかないのかとも思っています。会社に入れば、尚更そんなことはありえますよ。

会社は、その人材がゼニになるかならないかしかないんです。そこんとこを、たじまさんやサードニックスさんにも御意見頂きたいと思います。もしかしたら、俺の甘えや思い込みもあるかもしれないし、少しは当たってる部分はあるかもしれないので…。

まぁ、負け組の遠吠えとして言っておきますね。この世はどうせ、「勝てば官軍、負ければ賊軍」ですから。

*1:粉飾決算インサイダー取引等。この時点でどブラック企業確定でしょ。