Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

触れちゃならん傷み

ご存知の通り、俺は発達障碍者です。強いて言えば、健常者の皆さんに
比べて、能力の巧拙が激しいというところです。



故に、「何でこんなことが出来ないんだ!」と強く叱られることも
度々ありました。



自分が一番つらい問題としてフラッシュバックというものがあります。
特定の人や物に直面すると、パニックを起こして自傷他害に及ぶことも
あるのです。度々自分はこの問題のお蔭で周囲とも齟齬や衝突を
起こしたりしてきました。



今回紹介するのは、マンガ「花の慶次」に登場する真田幸村の言葉です。
どのシーンかは忘れましたが、確か誰かが身分の高い人間に罵られている
か何かしているのを見て激昂した時だったと思います。



そこで、「人間にはふれちゃならん傷みがあるんだ!」と叫んでいた
記憶があります。うろ覚えですみません。



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このTシャツは札幌の狸小路で買ったものです(苦笑)



発達障碍者はなかなか理解されにくく、障害者福祉の安全網にかから
なかった現実がありました。



だからこそ、健常者の皆さんには安易に「ガイジ」などというふざけた
スラングは使わないでほしいのです。



もし、自分が俺たちと同じ状態にあったことがわかって、ガイジ呼ばわり
されたらキレないでいられますか?



そんな人こそ、「ふれちゃならん傷み」を誰かからバカにされても、
反論する資格なんてありませんよ。その代償を「心の苦痛」として
甘んじて受け止めて然るべきではないでしょうか。



どこの国にも、いじめられている人間をかばえば、かばった奴が
いじめられるというのがあるようですね。



外国のことわざにも「ガラスの家に住む人に石を投げつけるな」という
ものがあります。これも「ふれちゃならん傷みにふれるな」という意味
にもとれるかもしれません。