Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

今週のお題「2013年、夏の思い出」

今年の夏は俺にとって、「変化の夏」でした。

とにかくウマの合わなかった施設長が異動の末自己都合退職し、新しい施設長が来たことで信頼関係を築けるようになったこと。

「彼女イナイ歴=年齢」にようやくピリオドを打てたこと。

知人の会社に施設外就労に行くようになったこと。

…などなど、とにかく変化が多い夏だったように感じました。

その中で、自分自身も変わっていったように思えました。辛いこともあったけれど、その変化は俺にとって必要だったのかもしれません。

これから短い秋が訪れ、長い冬が居座るようになりますが、俺は何とかやれそうな予感がしています。そんな季節の移ろいやすさを知っているからこそ、夏がいとおしくも思えるわけですが、今年の夏がより一層思い出深くなるのだと感じています。

坪井千夏に学ぶ仕事の美学

ショムニといえば、相棒の警視庁特命係と並ぶ人材の墓場かもしれません。社長の前川や寺崎人事部長は千夏を目の敵にしているわけですが、取引先の記念品を破損したことでショムニ送りになります。しかも新人事部長の星野の制服嗜癖*1によって、制服強制着用となるわけで。

千夏のジャイアニズムにも等しい行動は健在ですが、相変わらず名言を残してるなぁと思います。

前回のショムニでは、四葉銀行頭取のバカ息子をピシャリと一喝したシーンには溜飲が下がりました。

「待ちな!この娘を泥棒猫呼ばわりした挙句、礼すらも言わないのかい!」

確かに彼はフランス語も堪能で、仕事はできるかもしれません。しかし!チームで仕事をするとなれば、鼻ツマミもん呼ばわりされて、飲み会には呼ばれないでしょうね。結局、上司や先輩を無能呼ばわりした挙句、「こんなクソ野郎ども、こっちから願い下げだぁ!」なんて啖呵切って、飛び出していくんでしょ。おとといきやがれ、最初っからパパの銀行で働けよって話じゃね?マジで笑えんだけどw(若者口調)

千夏の台詞で印象深いものはこちらです。

「人から見てどんなに小さな仕事でも、自分が一生懸命尽くせばそれは立派な仕事になるんだよ」

俺が忌み嫌う専門職は「理想が高い」「甘ったれてる」などと言うだけで、彼女のような切り口から一切言わなかった。やっぱり彼女の方が地に足が付いているんでしょうね。…そうか、あいつは地に足が付いてなかったから、言動が浮ついてたんだ。なるほどなぁ(おい

ハロワ職員でも、彼女のようなセリフを吐ける人間はなかなかいないと思います。なぜなら、上から目線で相手の自尊心を傷つけまくって悦に浸るしか能がないからです。乱暴な言い方をすると、トーチカから大砲を撃ちまくって、丸腰の兵士や一般人を虐殺する行為に等しいわけです。何せ、トーチカが絨毯爆撃とかされない限りは安全そうだからなぁ…。

件の専門職失格やハロワ職員になくて、千夏にあるものは「ムチのある愛」です。誰も言ってくれなくなったらおしまい。誰かが言ってくれる内が華なんじゃないかな。俺も時々いろいろ言われてカチンとくることだってあるけれど、一度は耳を傾けて冷静になっては考えて、自分が悪いと思ったら直すようにはしてますけどね…。

ムチだけではマゾ向けになる。かと言って、甘ったるいことばだけでは、甘えん坊将軍になる。厳しさとやさしさのバランスって難しいものですね。一貫した態度は必要なものの、相手によっては離れて行ってしまうこともあるので、それを覚悟しなくてはいけませんか…。はぁ。

千夏の傍若無人ぶりだけでは、バランスが取れないからこそ、健康オタク女や小悪魔美女、インテリ女、霊能力女、ノー天気女がいてちょうどいいのかもしれません。おまけにバカ社長のワンマン経営がまかり通ってしまったら、多分潰れるでしょ。恋愛禁止令に空気嫁運動…。実際見かけたらハァ?って言いたくなりますね。どこのブラック企業かよと思っちまうな。

ショムニや半沢直樹が注目されるのは、それだけ職場と言う空間が不機嫌になっているのかもしれません。クレヨンしんちゃんでも、しんのすけがヒロシの会社の上司に「あ、威張ってる課長のおじさんだ!」と言っちゃうくらいなんだから、大人が見たら溜飲が下がったりするのもわかりますね。

*1:俺も女性の制服にはムラムラくるからわかるけどさぁ、よりによって会社でそれを出すのはやめれ