Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

初めての取材。

今日はかねてより予定となっていた、書籍執筆に伴う取材を受けることになりました。本来ならば、取材する側がこちらに出向くのが筋かもしれませんが、相手はバーター取材*1であっても、俺の話も聴いてくれるとのことなので、担当の編集者さんを空港まで迎えに行きました。

一人で受けてもよかったんですが、自分がとんでもないことを言いださないかという見張り役も兼ねるのに加え、支援者からの「一利用者」への視点を少し語ってもらえればありがたいと思い、施設長にも御同席願うことになりました。

実は朝から緊張しっぱなしで、作業をこなしながらも頭の中は今日の取材の事で一杯でした。それが態度に出ていたようで、反省しなければいけませんが。

取材の内容は、発達障害の人間関係に関することをいろいろと聞かれました。職場や施設の人間関係以外にも、元カノとの恋愛で学んだことなどを聞かれ、振り返るとデリケートな扱いを必要とするテーマなんだなと思いました。

正直、自分が相手に語れるほど、人間関係における経験があるのかと不安でしたが、考えてみると意外に話せばあるもので自分でも驚きました。3時間程度に及ぶ取材の後は、さすがにガラガラ声になっていて、喉が痛くなっていました。

今まで、俺は非常に腐っていたこともありました。ブログをなかなか読んでもらえなかったり、職員やメンバーとの関係がうまくいかなかったりしたことで、投げやりになっていた部分もあったと思います。今回の取材でやってきた編集者さんは、俺のブログを読んでくれていたようで、本当にうれしいやら恥ずかしいやらで複雑な気持ちです。

今はまだ、作者さんが情報収集中ですので詳細を明かせませんが、出版が本決まりになって、今回の取材のネタが採用になった暁には、このブログでもお知らせします。ボツになった時は、お蔵入りでゴメンねゴメンね~(byU字工事)ってことで笑って許してつかぁさい。今回の感想は、マネージャーを従えてのインタビューを受ける芸能人のような感覚を味わうことが出来てよかったなぁというところです。

今度は、ぶら下がり取材やエンベッド取材も受けるような身分に一度なってみたいものです(苦笑)

*1:自分への取材が第一目標ではなく、あくまでも帰る道中での抱き合わせ取材