Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

すっかりご無沙汰していました。

バティスタさんや他の方々には、なしのつぶてになってしまいすみませんでした。

私事で多忙になったのに加え、家のPCが老朽化していることもあり、更新したくても出来ず申し訳ないと思っていました。そこで、施設のパソコンでやってみたところ、cookieの設定がわからず諦めざるをえませんでした。

今回は可能な限り記事を書きます。

俺にとって、今年の漢字は「転」。

今年の漢字は「税」。消費税増税から始まり、容赦ない増税、そしてうやむや解散。俺たちは本当に苦しめられたと言ってもいいでしょうね。

さて、自分から見れば「転」の一年でした。施設長が去年の夏に変わり、信頼関係の構築に自分も労力を費やしていましたが、その成果が少しずつ表れ始めました。講談社から、かなしろにゃんこ。先生からみで、他の福祉施設のバーターとは言え、いち当事者として取材を受けることになりました。去年よりも発表参加の回数が増え、3月の実践者報告会、6月の公開成人座談会という機会で、大きな経験を積ませていただきました。

しかし、その一方で相次ぐ不採用通知出来レースでも応募という状況に七転八倒の有様。俺の努力や技術が足りないのか、応募先企業の幅が狭いのか、どうしても不採用という結果に終わります。これからという所で、総合施設長の人事により暮れのクソ忙しい時期に施設長交代ということがあり、怒り心頭に発しています。いくら人事とはいえ、時期を考えろよって心底思います。職員に余計すぎる負担を強いるのもいい加減にしろって言いたいですね。

少し早かったクリスマスプレゼント

クリスマス前に親父は取引先企業から飲み会に誘われて参加してきました。お楽しみくじ引きで親父はニンテンドー3DSを当ててきたそうです。昔から親しくしている他の業者さんたちに「これはIssueにあげたら?先生」と異口同音に言われたのもあり、俺が3DSをいただけることになりました。

姉が帰ってくる前のことでしたが、彼女は男勝りの割には勘がメチャクチャよく「お前はブラック企業のクソBBAだな」と毎度思ったものでした。姉にバレてしまいました。それでも、姉はせびってはこなかったので、ほっとしています。

これで早速年越しを楽しく過ごしています。エアポートヒーロー3DSを買いましたが、2週間程度で全てAランクを出しスタッフロールを見ました。すべてSを出せるまで頑張ってみようかと考えています。セガ復刻3Dも買いました。楽しいけど、長くやってると手が疲れてきます。

コミュニケーションを考えさせられた日々

今年はとりわけ、人に対するコミュニケーションのあり方を考えさせられたとしみじみ思います。自分が出した結論は以下の通りです。

  • 誰に対しても挨拶はこちらからきちんとしよう。
  • 苦手な人や嫌いな人はいてもいい。
    • ただし、その気持ちを露骨に出さないように努力はしてみること。
    • 人から俺に対して苦手意識を持たれたり嫌われても、その人の感覚を尊重すること。
  • 人に指摘する時は、怒りをぶつけないようにしよう。
  • 会話のキャッチボールが成り立つようにしよう。

特に苦手な人とのコミュニケーションは難儀します。俺が最もイヤなのは、マシンガントークをおおっぴらに展開する人です。そういう人は自分の考えが一番正しいと思っているから、非常に厄介なんです。これは自分にも言えなくないことなので、我慢しつつもわが身を顧みるようにはしています。

ここがヘンだよ福祉

福祉職でも、傍若無人にコミュニケーションを展開する奴はいますよ。例えば、こんな感じ。

  • 利用者の前で、職員の触れられたくない部分(体重、身長、婚姻歴等)をいじって笑いを取ろうとする。
  • 利用者に対して、えこひいきをする。
    • 自分の好きな利用者にはニコニコして、嫌いな奴には平気で尊大な態度を取る。
    • 心を許しているおとなしい利用者に対して、嫌な利用者に関する陰口を叩く。
  • 職権を振りかざして、問題行動を取る奴を腐ったミカン呼ばわりして排除する。
    • 施設はそんなところじゃねぇだろ。問題行動を正して社会性などを身に付けさせる所じゃね?
    • ミーティングの場で名前を出さずに問題行動をつるし上げ、面談で「あの時わからなかったの?君のことだよ」と後だしジャンケンで非難

自分の理想の福祉を追い求めるばかり、頭が「お花畑」になってしまったようですね。本当に悲しいことですが、上で書いたことはすべて本当のことです。精神保健福祉士とサービス管理責任者の資格をもっているからと言って、みんな慈悲深い人間であるとは言えません。福祉には過度に期待せず、支援者たちとの「距離感」を持って俺たち当事者も望まなければいけないと学びました。

お袋は「あの方たちは一生懸命やってくれているんだよ。お前が文句を言うのは筋違いだ!」とよく言いますが、どれだけおめでたいんだよと言いたくなります。仕事してるフリをしている支援者であれば、何らかの形で主張してもいいですが、もし当事者が何もせずに支援しろと言うのなら糾弾されてもおかしくありません。

トップとして就労支援を志すなら「経営感覚」を持て!

俺も常々思ってきたことですが、就労支援を行う施設の管理者には、経営感覚のある人が就いてほしいです。どうしても福祉を論ずるにあたり、資本主義の視点が及ばないし、国や法人から金が出ると言う感覚が抜けません。自分らで利益を生み出すと言う視点や気概を持ち、職員や利用者を鼓舞していかないと就労継続支援事業所を作っても「作業所」「授産施設」呼ばわりされたままです。

Kaienの鈴木社長も言っていました。「どうしても資本主義の視点は切り離せない」

会社は営利組織です。社長や従業員が経済活動をして、利益を得て行かなければ、会社は潰れてしまいます。障害者雇用は身体や知的にアジャストした慈善事業に近いが、発達障碍者の特性を活かした人材育成なら社会で能力を発揮できる可能性を感じたのかもしれません。

雨後のタケノコよろしく、就労移行支援事業所などが増えすぎたと俺は思います。これでは、就職させない事業所しかり、朝三暮四でだまくらかして工賃をピンはねするという貧困ビジネスにもなりかねないでしょうね。母体が株式会社でも事業所を運営できるようになった今、オンブズマンなどを利用して目を光らせる必要はあります。

来年から少しずつ就労支援や障害者雇用が変わっていけばいいなと切に願います。あ、俺も行動を改めないと(汗)

少ないかもしれませんが、読者のみなさんには今年一年本当にお世話になりました。
それでは、よいお年を~!(^^)/~~~