魂を解き放てない苦しさ

世の中厳しいというのは正論なんです。みんな分かりすぎるくらいわかっていると
思います。だからと言って、全ての人にそのようなことは言えないでしょう。



例えば、ワーキングプアや障害者の人たちに、お前がしっかりしないからいけ
ないんだと言うのは、これから飛び降り自殺をしようとしている人に対して
背中を押すような行為に近いと感じます。わかっちゃいるけど、自分の力だけでは
打開しようが無い。だから、周囲の批判の矢ぶすまにも遭う。



よく過去を振り返るなとも言います。これもど真ん中の正論です。
人間、生きていれば、要らないと思っていても、過去は付いてくる。
振り返るなと言い捨てるのでなく、過去と向き合うのならとことん向き合って、
現在につなげて欲しいと自分は言いたいと思います。
過去なしでは、現在、未来は成立しえないからです。



自分はもう四捨五入すれば４０になる年まで近づいてきました。
それ故に、結婚も就職もできない自分に対する批判は、容赦ありません。



同年代から団塊世代のミナサマに至るまで、おいらに石つぶてを投げるが如く、
自分の至らなさを突いてきます。ここまできたら、いじめに近いですね。
まだ、精神的に辛いだけで済んでますが、風評被害で社会生活が脅か
されたら何等かの方策を取らねばなりません。



（現時点では、あまり気にせずに、自分のなすべきことに集中するように
していますが）