祖父との思い出
祖父は従兄弟を非常にかわいがってましたが、たまにしか来ない俺たちもかわい
がってくれました。
わざわざへそくりからおこずかいをくれたことはうれしい思い出でした。
改めて思えば、祖母は一枚壁を隔てたような接し方をしていたと感じます。
祖父は病床にあっても、俺の様子をわがことのように心配をしていました。
さらに溌剌としていた祖父が、やつれにやつれて変わり果てた姿を見ると、
帰途の折に不意に泣いてしまいました。あの時の衝撃は脳裏に焼き付いています。
ここまで親族や家族にまつわる心情を吐露したのは、久しぶりかもしれないですね。
いや初めてかも。過去にはさほど触れてなかった気もする…。