Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

当事者として全国組織の機関誌デビュー

この度、おがるさんを経由し、日本自閉症協会機関誌「いとしご」における当事者の声として文章担当を募集していた際に、いの一番に手を挙げ、やらせて頂くことにしました。

他にも男性当事者が書くことになりましたが、改めて彼の文を読んでいると、普段は発達障害者ならではの心の叫びなどが綴られていて、一当事者の想いを共有できた気がします。

俺は元々文を書くことは好きでしたが、漢字や文法の呑み込みが悪い上に、筆者や登場人物の心情を理解できないということで、常に国語は1か2でした。高校の時に初めて、女性教員から5を付けてもらった記憶があります。(今となっては忌々しい某教師からの評価なので、非常に複雑ですが)

施設の機関誌などに投稿している内に、発達障害による気性難はあれ、あなたのまねをしてみたいほどの文才はあると職員から褒めて頂き、自信を得ることが出来たわけです。今回、皆さんにも「いとしご」に掲載された俺の文章を読んでいただき、何か感じる所があればうれしいです。本日(2月8日)、pdfから画像を加工して自分の個所だけトリミングしました。尚、文中の画像は都合によりぼかしの処理をさせていただきました。

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日本の就労支援にしても、専門職などの支援者もステレオタイプに無理やり当事者を当てはめようとするから、結局「就労支援=金太郎飴化」ということになりやすい。発達障碍者すべてが、チョコザイなどのようなサヴァン症候群ではありません。当事者は発達障害と引き換えに、特化した能力をそれぞれ持っているのであり、彼ら特有の悩みというのもあるのです。専門職にはしんどいかもしれませんが、発達障碍者の就労支援はまさにケースバイケースと言えるのではないでしょうか?