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Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

徐々に近づく1年の終わり

今の職場に入って11か月が過ぎました。自分の特性や周りとの兼ね合いを考えて働くのは、心身ともにきついものがあります。国家試験への対策もボチボチはじめましたので、覚える事項がたくさんあってしんどく感じたりします。

職場で一つだけ大きなことを学びました。時間や体力を大切にして進めるやり方です。まず気を付けるのは、作業工程の見直しです。やり方にこだわり過ぎたりして手間取ったりしていないかという視点に気づけることで、仕事への見方もだいぶ変わりました。自分の仕事量や処理速度における最大値は劇的に上がるわけでもないので、今の自分自身としてのベストをどう継続して出せるかを考えてやっています。

正直、自分のやり方にケチつけられると思うと嫌な気分にもなります。人がわかっていて自分には気付かない部分はあるからこそ、人の意見でやれそうなことから取り組んでいけたらいいなと思っています。

心身の調子については、どう振れ幅を小さくするかが今でも課題になっています。疲労度や天気にも影響を受け、衝動性や浪費、フラッシュバックが出てしまうので、そこを予測して対策を練っておく必要はあります。WRAPでやった基礎知識がここで活きてきたのかもしれません。

  • 学生時代初のバイト代

学生時代、夏休みが高校時代よりもはるかに長かったので、時計屋で期間限定のアルバイトをしていました。当時、景気は今ほど悪くなく、バイトの口は比較的簡単に見つけられた気はします。自分の発達障害に気づいていないためか、店員さんってカッコイーというイメージだけで職業を選んでいた記憶があります。まだ学生バイトということで少々大目に見てくれることもありましたが、接客技術以前にコミュニケーション能力の未熟さで大恥をかいたこともありました。積極奇異の上に会話のキャッチボールが成り立ってないということで、店長からお叱りをたびたび受けたわけで。

世間話の中で強烈に記憶に残っているのは、店長のお母様のことばです。

「力があるものは力をつかえ。知恵なきものは知恵をつかえ。
どちらもないものは死ね」

当時の自分は負けず嫌いが病的ゆえに、自分を苛め抜き定型に追いつけ追い越せといじましいくらいに報われない努力をしてきました。時がたつにつれて、この言葉にも違和感を感じ始めたし、障碍者としての自分に目を向けられてからは改めて違うと言える自信がついてきました。

1か月働いて8万円ほどもらいました。バイト最終日では挨拶をかわすだけで実にあっさりとしたものでした。自分にとっては学生時代にいい経験をさせてもらったと思います。人生初のバイト代は、エレキギターに使おうと決めました。

中高時代はダサくてミジメなもんだったので、学校祭でギター弾いて輝いてる奴らが憎くもうらやましくて仕方がありませんでした。そんな思いをくすぶらせていたので、俺は楽器店に早速向かいました。samickという無名ブランドのストラトキャスターをなぜかフェンダーの子会社だと誤解してしまい、Fenderのアンプ(在庫処分品)とセットで買いました。

ギターが約3万円、アンプが約4万円で、約7万円という大きな買い物となりました。残った金でギター教本を買い、独学でチマチマと弾いていました。就職してからはギターをかき鳴らす暇がほとんどなくなり、結局エレキギターは挫折し、中古ショップに二束三文で売る羽目になりました。

一時期その挫折経験が本当にみじめでなりませんでした。ある時、母に公民館教室の三味線を勧められ取り組んでみた所、自分でも驚くほど早く適応できました。プリング、ハンマリングなどの技術が三味線ではそのまま応用できたからです。俺以外の人間は地元の金持ちで、自前の三味線を買えず師匠の借り物ということにコンプレックスを感じていました。

現在は学び始めて3年目ですが、自分の金で津軽三味線一式を揃えたいと考えています。師匠が教える曲をすべてマスターできたら、完全に弾けるようになりたい曲があります。ZUNTATAのDADDY MULKです。これはニンジャウォリアーズというゲームのBGMですが、津軽三味線の真骨頂をここでも聴けます。中学時代に初めてこの曲を聴いて衝撃を受けました。

今は国試に向けて少しずつでも実力を身に着けようと「40の手習い」を始めているところ。動機は昇給のためと実に不純ですが、合格して落ち着いたら、じっくりと津軽三味線をやってみたいと考えています。


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