Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

政府と官僚のカバーストーリー

それとは逆に、「バラマキ」と言って、建設省(現・国土交通省)は公共
事業を地方にも振り分けてきました。しかし、現実は談合による仕事の
振り分けで、競争入札は形だけになってしまいます。



談合屋やカラ入札まではびこってしまう事態になる地方の建設事情は、
サラリーマン金太郎の東北支社編で指摘されている通りでしょう。
もちろん、北海道開発局管理職OBらが大手建設会社に天下っていた
のも事実です。



こんな状況は長くも続かず、建設業界に不況の嵐が吹き荒れると、国は
公共事業を大幅に減らしてきます。さらに、官僚らによる道路特定財源
のムダ遣いが明るみに出てしまいます。



上記のことが一般国民の知らぬ間に行われたことですから、我々から
言わせれば非常に卑怯ではないでしょうか。



一般国民の多くは賃金がさほど上がらないまま、税金をむしりとられる。
政治家や官僚は、税金をいかに国民から取ることばかりを考えて、有効
利用せずムダ遣いばかりしています。



今回のサミットは北海道復興に名を借りたカバーストーリーの一つとしか
見えない。小泉内閣が地方に出来ることは地方にと丸投げをやったいう
こと時点で、カバーストーリーになっているのは否定できません。



つまり、政府による地方や弱者の放棄へのシナリオです。



それをやるにも大義名分が必要で、無理にやってしまえば独裁者呼ばわり
されかねないからです。



お金を貢いでくれる大企業や、死ぬまで甘い汁を吸える天下りの温床は
いつまでも手放せないのが政府の思惑というところでしょうか。