Issueおじちゃんの新・ダメおやじ日記

自分の発達障害や日頃考えていることを綴って行きます。

今年はいろんな意味で「変」

今年の漢字は「変」だったそうだが、いろいろな意味で「変」だと思う。



総理が変わっては、政党のお家騒動に国民が振り回され、雇用対策も
ろくに出来ないという有様。これを「変」と言わずして何と言おうか。
変わるという「変」、奇妙という意味での「変」などを込めて非難している。




いまや職場を変わるのはそうそう珍しいことではないが、そうさせているのは
日本の政府や企業である。変に一部の奴らを守ろうとするから、泥船での一蓮
托生を避けるためにリストラを行うのではないか。



そもそもリストラという言葉はマスコミが使うからいけないのであって、
人員整理という響きが嫌だからというのは「幼稚化」に他ならない。
これを大人の事情だからと逃げるのはもっと卑怯である。



果たして、大量に就職できない団塊ジュニアや就職リベンジ組の20代はどうなる
のだろうか?前者は安全網から漏れる危険があるが、後者はまだ救いようはある
かもしれない。なぜなら企業は年齢ではじくからである。



書類選考で撥ねられてばかりの団塊ジュニアはやがて「自分への魔女裁判」を
起こし、自分で自分を裁いてしまう。これが自己分析が持つ罠である。
書類はしっかりと書いた。…しかし、年齢が35というだけでピンハネされるのは
前科ものにも等しい扱いではなかろうか。



中年ニートに関して言えば、会社に書類を出しても年齢と経歴を見るだけで突っ
返してくる。こんなことが100社くらい続いてごらんなさい。
確実に自殺したくなるでしょう。



国も道も団塊ジュニアや中年ニートへの安全網で救出できないとなると、これも
労働政策の敗北といわざるをえない。そもそも族議員や血縁議員に、弱者の気持ちが
わかるのかと言えば、そういった状況の想像力が皆無と言ったほうが適切だろう。



学生の無知に付け込んだ露骨な内定取り消しも許せないことだが、もっと30代の
雇用を増やしてほしいと思う。麻生さんよぉ、俺にノタレ氏ねっていうのかよ!
バラマキやってる暇あったら、政治やれや!